鞍馬天狗

夢寐のたわごと

生涯現役

「生涯現役!」、これは誰の言葉だったけ? そう「生活習慣病」を言い出したあの105歳で亡くなった大先輩、日野原重明氏、の言葉だった。 彼は、貝原益軒の養生訓にある「腹8分目」の向こうを張って、「腹7分目」も言い出した。 彼は、自分の言葉通り、死ぬ…

狭い!

やや逆説めいた言い方だが、「狭くて、便利」ということもある。 ほぼ全ての必要なものが、手の届く範囲内にある場合である。 老人ホームの便利さは、いろいろ取り沙汰されるが、老人ホームで一人に割り当てられる部屋のサイズは、概して小さい。 営業政策の…

歌心(うたごころ)

昔の歌謡には、その歌の裏打ちとなる実際に起こった事件や物語、小説、映画を題材にしたように思います。 そうした裏打ちのよって、作詞された歌の限られた文字から、それぞれの歌謡の裏打ちとなる小説、映画、物語、事件によって聞く人たちは、想像の羽根を…

煙に巻く

煙は、恐ろしい。 「火」でなくとも、「煙」だけで死に至る。 最近は、煙を防ぐための頭巾まで、売り出されている。 我々動物は、通常、空気を吸って生きている。 煙を吸うことには、慣れていない。 我々の生活は、空気の中にある。 生活感のない煙の中では…

擬える(なぞらえる)

生活体験が出来上がっている事柄に、新しい事柄を当てはめると、既に出来上がっている「体験」をそのまま新しい事柄へコピーできるので、学習が早くくなるが、このことを「擬える」と云うと、私は思う。 例えば、バターとマーガリンの類似点、相違点は、誰に…

人種差別

日本の大学ばかりじゃない。 アメリカのハーバード大学も、アジア系アメリカ人を入学に際して差別していると、告発されている。 気を付けなくちゃいけない。 日本人と中国人・韓国人は、欧米人には、区別がつかない。 外国にいると、よくchiness(中国人:チ…

差別意識

近頃、話題に登ることの多い「差別」について、私見を端的に述べたいと思います。 私は、寿命100年と言われる今日、その寿命をほぼ使い尽くした年齢に達しております。 今までに、大した功績を残してこなかった人生に、些少なりともお役に立つことを願って、…

高齢化

能(幸若舞)の演目に、織田信長が好んで詠ったと言われる「敦盛」がありますが、敦盛の一章に「人間五十年、下天のうちにくらぶれば夢幻のごとくなり」という言葉があります。 彼の時代、つまり、1534(生)には、人生は50年ぐらいと思われていました(事実…

感じの悪い奴

「感じの悪い奴」というのが居る。 自分がそうならないために、考えて見た。どんな奴が、感じが悪いのかを。 外見上嫌悪感を与える奴(汚い、臭う、etc.)、煩い(うるさい)奴、威張る奴、自慢する奴、誇る奴、見下す奴、咎め立てする奴、貶す奴、おべっか…

幻想?周波

自慢じゃないが、私の専攻は、いささか古めかしいが、図書館学と歴史学である。 電波学という学問分野があるかどうかは知らないが(その意味で、私は、この方面については、全く素人である)、電波については、これが「波」であると同時に「粒」である、こと…

言い訳は経過で

得てして、言い手の言い訳は、経過と理由の說明に走る。 ところが、聞き手の関心は結果にある。 経過や理由の說明が長いほど、聞き手は退屈を感じる。 政治家や役人の說明には言い訳か多い。 国民は、結果を求めている。 医者の說明も同じである。 患者は、…

期待する側と期待される側

今日、面白い事に気づきました。 私が、このことに気付いたのは、この老人ホームでの出来事がきっかけでした。 具体的には、風呂サービスを受ける側と風呂サービスを提供する側、特に上から期待される側の「意識」の違いです。 風呂は午後1時半から提供する…

「予(よ)」の時代

ここで云う「予」は、私のことではない。 予見、予想、予知、などで言う「予」で「あらかじめ」のことである。 その意味での「予」には、未来という意味がある。 「未然」という意味もある。 覆水は、盆に帰らない。 過ぎたることは、取り返せない。 死んだ…

嫌悪(HATE)

過日、東洋の某国民の小集団(家族?)が、欧州の某国へ旅行し、その国のあるホテルへ予約時間(事前契約時間)の10時間(?)も前に、チエックインを懇請(?)した(この事実自体が非常識であり、契約違反である)。 ホテルの滞在客が一杯であったため、チ…

「付き」の考察

暇があるので、日本語で言う「付き」という性質について考察して見ることにした。 いわゆる、「徒然なるままに」という、あれである。 この考察の主眼は、人間の性質としての「生まれ付き」や「顔付き」などというあの「付き」に置かれている。 「付き」は、…

習い性となる

習い性となる、とはよく言ったものだ。 孟母三遷の故事を例に考えてみよう。子供を寺の傍に住まわせたら、坊主の仕草をまねた。 子供を商売に盛んな街に住まわせたら、商人をまねた。 子供を学校の傍に住まわせたら、勉強するようになった。 なるほど、碩学…

縦割りの社会

近世冒頭、西欧諸国では「啓蒙思想」という運動が起こりました。 人間が理性に目覚めた時代です。 魑魅魍魎(ちみもうりょう)を恐れて暮らしていた人間たちが、自らの理性に頼って生きようと心を決めた時代です。 科学が振興され、文明が開花しました。 西…

発信の民主(民衆)化

従来は、発信はもっぱら専門家(芸能人、政治家、小説家、など)の手に委ねられていた。 人々は、受信の側(観客、聴衆、など)の立場に立たされていた。 しかし、昨今は違う。 パソコン、スマホ、などで庶民も自由、随時に発信出来る。 受信の側を想定する…

良妻賢母

男の立場で言うなら、良妻賢母は息苦しい。 女性に年柄年中、良き妻として「つん」と取り澄まされ、賢い母から年柄年中嗜め(たしなめ)られていたのでは、男として、そして、子供として、立つ瀬もないし、取り付く島もない。 少しは、息抜きをさせて貰いた…

相対性

私が生まれ、子供であった頃、「うぐいす芸者歌手」と呼ばれて、巷間の評判を呼んだ芸者がいたことがあった。 昭和の始めの頃である。 彼らは「芸者」だけあって、仲々の器量良しが揃っていた。 中でも、私が美人だと思っていたのは、比較的年嵩の「市丸」と…

身分差別は、あなたがしている

「自分」といいますね。 この自分の「分」は、領分の分ですね。 そうです。自分の領分は、「自」が決めているのです。 「身に余る光栄~」などとよくいいますね。 「余っているかどうか」は、自分の領分が判らなからきゃ、分かりようがないじゃありませんか…

ぞっこん

「ぞっこん」という表現があります。 「心の底から」という意味です。 「ぞっこん惚れ込む」、と言った具合に使います。 もう死にましたが、そして、惚気る(のろける)ようですが、私は女房にぞっこん惚れていました。 良い女房でした。 近頃は、「ぞっこん…

鬱陶しいのは教える人物

以下は、一般論です。 そう断った上で、自分の意見を申し述べます。 殆どの教える人物は、「報酬」を得ています。 純粋に報酬無しで、教えてくれるのは「母親」だけです。 父親ですら、世間体という報酬を貰います。 学校の先生は、「給与」として、先輩は、…

ある推論

これは、主として、人間の脳に関する推論です。 ある程度まで、動物一般に関わる推論かも知れません。 私は、脳科学者ではありません。 素人です。しかし、ある程度の年輪を経ております。 破天荒なことを書くかも知れませんが、もし荒唐無稽だと思われたら…

算盤勘定 (イジケル老人の負け惜しみ)

上段の枠に珠2つの算盤を使っていた時代の人は、少なくなった。 それどころか、算盤そのものを知らない若者が多くなった。 今は計算機という便利(?)な機械がある。 その計算機も発達して、電子計算機、コンピューターにまで飛躍した。 算盤で、算術(算数…

「何故」は会話の鬼門

話している時に、「何故、何故」と問い詰めてくる奴は感じが悪い。 自分の心の中で問い詰めるのは勝手だが、話し相手に問い詰めてくる奴は、本当に感じが悪い。 まるで、こっちが犯罪者であるかのように感じさせる。 探究心は賢さの証である。 だが、自分が…

超高齢化社会

「超高齢化社会」という妙な名前の「社会」のことを今朝のテレビ番組で話しているのを聞いた。 どんな人が、この社会のメンバーなのだろう。 もし高齢者の事を言うのなら、そのメンバーの数は限られている筈だ。 というわけは、私が承知する限り、最近は、特…

正気(しょうき)

再び、念を押す。 私は、素人である。 しかし、年輪を経ておる。 しかも、未だ、正気を保っておる。 この系列の館(老人ホーム)の何箇所ヶに渡って、20年近く住暮楽している。 この館には次々と、新しい人が入ってくる。 新たに入ってくる人の多くは、正気…

ブログ

ブログという耳慣れない言葉の語源は、「Weblog」だそうである。 これを略して(頭を取り払って:Weを無くして)、ブログと言ったらしい。 耳慣れない筈で、元々はコンピュータ用語である。 敢えて、日本語に置き換えるとすれば、私の頭の中では「随筆」にな…

あの味噌汁は、旨かった!

昨晩、娘にあるファミリー・レストランへ夕食のために連れて行って貰った。 その店で出された味噌汁が旨かった。 日頃、住んでいる「ホーム」の味噌汁しか食べていなかったから、「旨い」味噌汁の味を忘れていた。 施設の食事は、病院のそれと同じように、「…