鞍馬天狗

夢寐のたわごと

かこち顔(続)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~かこち顔:他に事寄せ、そのせいにして恨み嘆く顔つき。また、思い詫て(わびて)いるさま。• 「嘆けとて月やは物を思はする我が涙かな(山家集)」⇒参考:かこちは、【託ち】 と書く。…

かこち顔

薄れていた記憶が呼び起こされるに連れて、過去のことや昔覚えたこと、言葉などが、が色々・次々と思い出される。 「かこち顔」もそうして思い出した言葉の一つである。 かこち顔とは: [名・形動]他に事寄せ、そのせいにして恨み嘆く顔つき。また、思いわ…

状況(境遇)が人を変える

勝利に終わった後、将兵たちが韓信に「兵法では山を背にし、川に顔を向けて陣を組むしべしと書かれているのに、今回はその逆、川を背にしたのになんと勝ってしまいました。 これはいったいどう解釈したらいいのでしょう」と聞くと、韓信は「兵法に『これを死…

ハラスメント(Harassment)

ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。 その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。…

褒める

子供の教育には、叱るよりも「褒める」のが良いといわれる。 「豚も褒めれば木の登る」というわけである。 果たしてそうだろうか? なるほど、褒められると、気持ちか良い。 一層励もうという気持ちにも成る。 しかし、人間、誰しも気持ちの良いことを望むか…

伴侶(配偶者⇒夫婦)

とも【▽伴】 はん【伴】 伴侶(はんりょ) 2 ともなう 連れて行く。おともをする 「随伴・同伴」〈バン〉ともなうデジタル大辞泉~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ りょ【侶】[常用漢字] [音]リョ(漢)[訓]とも いっし…

秋(あき)

清少納言より 秋は夕暮、夕日のさして 、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ 二つ三つなど 飛び急ぐさへあはれなり。 まいて雁など連ねたるがの、いと小さく見ゆるは いとをかし。 日入り果てて 風の音 虫の音など、はたいふ…

自分独り なぜ人生は寂しい?

ブッダ(仏陀)は、「独生独死 独去独来」(大無量寿経)と教えています。 これは、「独り生まれ、独り死し、独り去り、独り来たる」と読みます。初めから終わりまで独りです。 人生が寂しいのはそこに原因があるんだ、ということです。私たちは、独り生まれ…

老人介護

「敬老」という言葉がありますが、「敬」されるべきは何歳くらいからでしょうか?そもそも、「老」とは、何を意味しているのでしょうか? 単に、「年長」であるという意味でしょうか? そこまで、「老」の意味を広げると、「敬老」とは、年長者を「敬」する…

孤独死

先日、「孤独死」をテーマにしたテレビ番組を見た。 見ていると、語られることの殆どが「死」の話じゃなくて、「生」の話だった。 考えてみると、「死」と「生」は極めて個人的なイベントであるにもかかわらず、「死」面したことがあっても、実際に「死」経…

体調の節目

東洋医学の教科書ともいえる文献『黄帝内経(こうていだいけい)』には、「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。(ちなみに、60歳超えると、この節目は、男女ほぼ同じものとなります・・・・・・…

にらめっこしましょ

昔、この施設に、私にと同じ姓の入居者が3人居た。 「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」の 類(たぐい)で、私の姓は、佐藤、鈴木、山本、安藤同様、極めて多い姓である。そこで職員達は、私をファーストネームに「さん」を付けてで呼び始めた。 ところが、不幸にし…

自分の医方

保養の道は、みずから病を慎むのみならず、又、医をよく選ぶべし。 天下にも変えがたき父母の身、わが身を以(もって)、庸医(下手な医者)の手にゆだぬるはあやふし。 ・・・医師にあらざれども、薬をしれば、身を養い、人を救うに益あり。 されども、医療…

当たり?

この種の施設に入居するには、若干の条件がある。施設側が設定する条件と入居する当人の身寄りの者が設定する条件だ。 施設側が設定する条件は、概して単純明白で、65歳以上の「訳のある」者であること、施設が「訳あり人」の面倒を見る(介護する)ための手…

成し遂げる

この動画は、幾つかのチャネルで何回も放映されたようなので、多くの人がご存知だと思うが、山の急な雪渓の斜面を登る羆(ヒグマ)親子の動画である。 親のヒグマを先に、子グマが後ろから付いて雪が積もった急斜面を登って行く。 急な雪渓であるから、絶え…

選り分ける

「選り分ける(区別)」するめには、基準が必要である。 上下、縦横、美醜、大小、長短、高低、善悪、好悪、美香悪臭、旨い不味い、etc..のどれもが基準になる。 これら諸基準の内、特徴となる点は、それら基準を実際に当てはめるに際して、「自分なりに通…

定着化

私が寡聞であることは認める。 浅見であるやも知れないことも認める。 従って、以下に述べることは、単なる一老人の「呟き」であると見逃して頂きたい。 だが「老人であるが故に」止むに止まれぬ気持ちで呟く。 つい最近「女は、子を産む機械である」と、多…

人手不足?

「人手不足」は、経営者側に由来する言葉だ、という主張がある。 ところが、実際に職場(老人ホーム)=現場に働く人達の声を聞いてみると、確かに、人手が不足しているので、過重労働になっているらしい。 しかし、今一歩考えを深めると、この職場(老人ホ…

専門の必要性

「専門馬鹿」という言葉がある。 その道に詳しいが、他の道には暗い人物の事である。 しかし、私は「専門」というものが必要であると思う。 私がこの事に気付いたのは、パソコンの活用を通してであった。 パソコンは、恐るべき可能性を秘めている。 パソコン…

群衆の中の孤独

ここで言っている「孤独」は、一時的孤独のことではない。 小説家が夢想する観念的孤独でもない。 その中で、永続的に生活する現実的孤独のことである。 この施設には、90人前後に人が送り込まれている。 家族(子供)に、親戚に、知人に送り込まれているの…

人と物

ざっくり言えば、この世は、人と物で成り立っている。 そして、農産業従事者は、「物」を作る。 商人は、「物」を動かす。 事業家は「物の動き」を管理(計画、調整、統制)する。 では、行政官吏や政治家は、何をする? 「物」については、彼らは何もしない…

歩数計

私は、歩数計を常に胸のポケットに入れて携行している。 しかし、車椅子にも乗っている。 私の車椅子は、外輪の付いた手動車椅子である。 従って、施設内を自由にアチラコチラへ移動することが出来る。 気が付く度に、歩数計を見ている。 しかし、歩数は余り…

ハーフ

今朝、テレビ番組で、ハーフの人達が集まって一種の懇談会をやっているのを見た。 ハーフの子供は、「いじめ」の対象になるらしい。 無残な話である。私の子供の頃には、近所にも、学校にも、ハーフはいなかった。 ひょっとしたら、隠していたのかも知れない…

敬譲の美(A)

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言えり。 されば、天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、云々」は、人口に膾炙せる福沢諭吉の言葉である。 従って、「威張る」、「卑下する」、はいずれも、こ…

天動説

昔、私達は、地(球)を中心にして、天が動いていると考えていた。 もちろん、この考えが間違いであることは、現代の人なら、誰もが知っている。 しかし、形を変えた天動説が現代も生きている。 「中央」という観念がある。 多くの人が中央に憧れる。 昔は、…

患者(かんじゃ)

患者は、概してその道の素人であることが多いが、その道に通じていることをヒケラカシ易い。 例えば、病気がそうである。 患者に必要なことは、病気を治すことであるが、よくその治療のための「薬の名前」や「治療方法」を患者は口にする。 医者や仲間に、自…

生涯現役

「生涯現役!」、これは誰の言葉だったけ? そう「生活習慣病」を言い出したあの105歳で亡くなった大先輩、日野原重明氏、の言葉だった。 彼は、貝原益軒の養生訓にある「腹8分目」の向こうを張って、「腹7分目」も言い出した。 彼は、自分の言葉通り、死ぬ…

狭い!

やや逆説めいた言い方だが、「狭くて、便利」ということもある。 ほぼ全ての必要なものが、手の届く範囲内にある場合である。 老人ホームの便利さは、いろいろ取り沙汰されるが、老人ホームで一人に割り当てられる部屋のサイズは、概して小さい。 営業政策の…

歌心(うたごころ)

昔の歌謡には、その歌の裏打ちとなる実際に起こった事件や物語、小説、映画を題材にしたように思います。 そうした裏打ちのよって、作詞された歌の限られた文字から、それぞれの歌謡の裏打ちとなる小説、映画、物語、事件によって聞く人たちは、想像の羽根を…

煙に巻く

煙は、恐ろしい。 「火」でなくとも、「煙」だけで死に至る。 最近は、煙を防ぐための頭巾まで、売り出されている。 我々動物は、通常、空気を吸って生きている。 煙を吸うことには、慣れていない。 我々の生活は、空気の中にある。 生活感のない煙の中では…