鞍馬天狗

夢寐のたわごと

人間

自分独り なぜ人生は寂しい?

ブッダ(仏陀)は、「独生独死 独去独来」(大無量寿経)と教えています。 これは、「独り生まれ、独り死し、独り去り、独り来たる」と読みます。初めから終わりまで独りです。 人生が寂しいのはそこに原因があるんだ、ということです。私たちは、独り生まれ…

老人介護

「敬老」という言葉がありますが、「敬」されるべきは何歳くらいからでしょうか?そもそも、「老」とは、何を意味しているのでしょうか? 単に、「年長」であるという意味でしょうか? そこまで、「老」の意味を広げると、「敬老」とは、年長者を「敬」する…

孤独死

先日、「孤独死」をテーマにしたテレビ番組を見た。 見ていると、語られることの殆どが「死」の話じゃなくて、「生」の話だった。 考えてみると、「死」と「生」は極めて個人的なイベントであるにもかかわらず、「死」面したことがあっても、実際に「死」経…

体調の節目

東洋医学の教科書ともいえる文献『黄帝内経(こうていだいけい)』には、「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。(ちなみに、60歳超えると、この節目は、男女ほぼ同じものとなります・・・・・・…

成し遂げる

この動画は、幾つかのチャネルで何回も放映されたようなので、多くの人がご存知だと思うが、山の急な雪渓の斜面を登る羆(ヒグマ)親子の動画である。 親のヒグマを先に、子グマが後ろから付いて雪が積もった急斜面を登って行く。 急な雪渓であるから、絶え…

群衆の中の孤独

ここで言っている「孤独」は、一時的孤独のことではない。 小説家が夢想する観念的孤独でもない。 その中で、永続的に生活する現実的孤独のことである。 この施設には、90人前後に人が送り込まれている。 家族(子供)に、親戚に、知人に送り込まれているの…

感じの悪い奴

「感じの悪い奴」というのが居る。 自分がそうならないために、考えて見た。どんな奴が、感じが悪いのかを。 外見上嫌悪感を与える奴(汚い、臭う、etc.)、煩い(うるさい)奴、威張る奴、自慢する奴、誇る奴、見下す奴、咎め立てする奴、貶す奴、おべっか…

「予(よ)」の時代

ここで云う「予」は、私のことではない。 予見、予想、予知、などで言う「予」で「あらかじめ」のことである。 その意味での「予」には、未来という意味がある。 「未然」という意味もある。 覆水は、盆に帰らない。 過ぎたることは、取り返せない。 死んだ…

「付き」の考察

暇があるので、日本語で言う「付き」という性質について考察して見ることにした。 いわゆる、「徒然なるままに」という、あれである。 この考察の主眼は、人間の性質としての「生まれ付き」や「顔付き」などというあの「付き」に置かれている。 「付き」は、…

習い性となる

習い性となる、とはよく言ったものだ。 孟母三遷の故事を例に考えてみよう。子供を寺の傍に住まわせたら、坊主の仕草をまねた。 子供を商売に盛んな街に住まわせたら、商人をまねた。 子供を学校の傍に住まわせたら、勉強するようになった。 なるほど、碩学…

相対性

私が生まれ、子供であった頃、「うぐいす芸者歌手」と呼ばれて、巷間の評判を呼んだ芸者がいたことがあった。 昭和の始めの頃である。 彼らは「芸者」だけあって、仲々の器量良しが揃っていた。 中でも、私が美人だと思っていたのは、比較的年嵩の「市丸」と…

鬱陶しいのは教える人物

以下は、一般論です。 そう断った上で、自分の意見を申し述べます。 殆どの教える人物は、「報酬」を得ています。 純粋に報酬無しで、教えてくれるのは「母親」だけです。 父親ですら、世間体という報酬を貰います。 学校の先生は、「給与」として、先輩は、…

ある推論

これは、主として、人間の脳に関する推論です。 ある程度まで、動物一般に関わる推論かも知れません。 私は、脳科学者ではありません。 素人です。しかし、ある程度の年輪を経ております。 破天荒なことを書くかも知れませんが、もし荒唐無稽だと思われたら…

「何故」は会話の鬼門

話している時に、「何故、何故」と問い詰めてくる奴は感じが悪い。 自分の心の中で問い詰めるのは勝手だが、話し相手に問い詰めてくる奴は、本当に感じが悪い。 まるで、こっちが犯罪者であるかのように感じさせる。 探究心は賢さの証である。 だが、自分が…

正気(しょうき)

再び、念を押す。 私は、素人である。 しかし、年輪を経ておる。 しかも、未だ、正気を保っておる。 この系列の館(老人ホーム)の何箇所ヶに渡って、20年近く住暮楽している。 この館には次々と、新しい人が入ってくる。 新たに入ってくる人の多くは、正気…

あの味噌汁は、旨かった!

昨晩、娘にあるファミリー・レストランへ夕食のために連れて行って貰った。 その店で出された味噌汁が旨かった。 日頃、住んでいる「ホーム」の味噌汁しか食べていなかったから、「旨い」味噌汁の味を忘れていた。 施設の食事は、病院のそれと同じように、「…

思いつき

老人ホームには、特に大きな老人ホームには、身体はまだ健康なのに、何をも自ら進んで為すこともなく、一日中、ただ退屈そうに時を過ごしている老人が多い。 そこで、思いついた。 子供の頃、母親や兄、姉に、本を読んでもらって楽しかったことを、そう言え…

老人を伸ばす

いささか突飛、先走り、奇妙の感があるかも知れないが、人間の想定平均寿命が100歳にまで伸び、年金支給年齢が引き上げられ、85歳まで生命保険が加入できますと謳われる今日、現存老人の学習能力の引き上げ、老耄化年齢の引き下げを考えるのも、無駄ではある…

嫌悪(けんお)

誰の心の中にも「虫」が住んでいる。 「虫が好かない」、「虫唾が走る」、「虫が良い)などと言うが、あの虫である。 なかんずく、「虫が好かない」の虫は、心の中に潜む扱いの面倒な虫である。 この虫は「生理的」なものらしく、抱えている主人(宿主)の意…

勝負は結果、言い訳はプロセス

昨日、起った、痛ましい北海道の地震。 ある二人の人が住む家が、降り落ちて来た土砂に押しつぶされて、家の中に住んでいた二人の人が死んだらしい。 テレビで見ていると、救急車がやってきて、見つかった一人の人を乗せて去って行く。 間もなく、その救急車…

馬鹿の大足

昔から「馬鹿の大足」と言う。 私は、数年来、いや数十年来、自分の足のサイズは、25.5だと思っていた。 9月5日、「巻き爪で足が痛い、従って歩けない」と考えて医者の診断を受けた。 診断の末、医者曰く、「巻き爪じゃない。 爪の形は正常だ。 しかし、前の…

18歳は、大人か、子供か?

今年から、選挙権は18歳迄下げられた。 ある18歳の宮川某と云う名の著名女性アスリートが、朝日XXX体操協会の70歳を超えるかっての金メダリスト女子強化本部長とこれもまたかっての著名金メダリストの協会副会長(夫婦)をパワハラの故に、自分の尊敬する(…

機会と自由

障害者のための車椅子は、障害者から機会を奪っている。 車椅子牢獄であり、障害者を幽閉するものである。 車椅子の人を保護する人は、車椅子利用者から外出の機会を奪っている。 この点に関する限り、体力の衰えた高齢者を過剰に労るのも、高齢者に車椅子を…

老耄(ろうもう)高齢者援護

老人は、耄碌(モウロク)するものだ、という考えは、固定観念です。 体力はともかく、知力に関する限り、必ずしもそうだとは言い切れません。 私事を述べるようですが、20年ほど前、私は心神耗弱の状態にありました。 ある病院の精神科に入院させられていま…

介護の概念の転換と介護学の創立

「介護」は、ややもすると保護のニュウアンスを漂わせる。 しかし、介護には、単に、労り、慰め、以上の意味がある。 介護のあり方に依って、被介護者(患者)、つまり身体や、心に障害のある人、の身体のケアーばかりでなく、心のケアーまでをカバーして、…

老化を嘆かない

私は、この系統の老人ホームへ心神耗弱の状態で入居してから、20年近くなる。 この系統の老人ホームは、手広く事業を進めていて、私は同系統の何箇所かの老人ホームに渡り住んだが、気付いたことがある。 それは入居させられている老人がいずれも、年月を経…

機転を学ぶ

機転は、心が動転していては利かせることが出来ない。 機転には、冷静な心組が必要である。 冷静を保つには、心の落ち着きが必要である。 心の落ち着きは、心のゆとりから来る。 セッツイテ(心が急いで)いては、駄目なのである。 ゆっくりとした慌てない「…

機転(臨機応変)

老人や子供(幼児を含む)の身体には、「変」が多い。 突然に、様態が悪くなることも日常のことである。 変に応ずる必要度が高いのは、天変地異、災害の多い日本では、なおさらと言えよう。 こうした「変」に応ずるには、「機転」が必要である。 老人、幼児…

寛容さ(かんようさ)

意味心が広くて、よく人の言動を受け入れること。 他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。「寛容の精神をもって当たる」「寛容な態度をとる」「多少の欠点は寛容する」 解説元来は,異端や異教を許すという宗教上の態度についていわれた…

網目(あみめ)

網には範囲があります。 その範囲に、閉じ込められたものならを抑えることは出来ます。 だが、網には目があります。 詐欺漢はその目を潜ることは出来ます。 しかし、網の外へ逃れた詐欺漢を捉えることは出来ません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…