鞍馬天狗

夢寐のたわごと

人間

正気(しょうき)

再び、念を押す。 私は、素人である。 しかし、年輪を経ておる。 しかも、未だ、正気を保っておる。 この系列の館(老人ホーム)の何箇所ヶに渡って、20年近く住暮楽している。 この館には次々と、新しい人が入ってくる。 新たに入ってくる人の多くは、正気…

あの味噌汁は、旨かった!

昨晩、娘にあるファミリー・レストランへ夕食のために連れて行って貰った。 その店で出された味噌汁が旨かった。 日頃、住んでいる「ホーム」の味噌汁しか食べていなかったから、「旨い」味噌汁の味を忘れていた。 施設の食事は、病院のそれと同じように、「…

思いつき

老人ホームには、特に大きな老人ホームには、身体はまだ健康なのに、何をも自ら進んで為すこともなく、一日中、ただ退屈そうに時を過ごしている老人が多い。 そこで、思いついた。 子供の頃、母親や兄、姉に、本を読んでもらって楽しかったことを、そう言え…

老人を伸ばす

いささか突飛、先走り、奇妙の感があるかも知れないが、人間の想定平均寿命が100歳にまで伸び、年金支給年齢が引き上げられ、85歳まで生命保険が加入できますと謳われる今日、現存老人の学習能力の引き上げ、老耄化年齢の引き下げを考えるのも、無駄ではある…

嫌悪(けんお)

誰の心の中にも「虫」が住んでいる。 「虫が好かない」、「虫唾が走る」、「虫が良い)などと言うが、あの虫である。 なかんずく、「虫が好かない」の虫は、心の中に潜む扱いの面倒な虫である。 この虫は「生理的」なものらしく、抱えている主人(宿主)の意…

勝負は結果、言い訳はプロセス

昨日、起った、痛ましい北海道の地震。 ある二人の人が住む家が、降り落ちて来た土砂に押しつぶされて、家の中に住んでいた二人の人が死んだらしい。 テレビで見ていると、救急車がやってきて、見つかった一人の人を乗せて去って行く。 間もなく、その救急車…

馬鹿の大足

昔から「馬鹿の大足」と言う。 私は、数年来、いや数十年来、自分の足のサイズは、25.5だと思っていた。 9月5日、「巻き爪で足が痛い、従って歩けない」と考えて医者の診断を受けた。 診断の末、医者曰く、「巻き爪じゃない。 爪の形は正常だ。 しかし、前の…

18歳は、大人か、子供か?

今年から、選挙権は18歳迄下げられた。 ある18歳の宮川某と云う名の著名女性アスリートが、朝日XXX体操協会の70歳を超えるかっての金メダリスト女子強化本部長とこれもまたかっての著名金メダリストの協会副会長(夫婦)をパワハラの故に、自分の尊敬する(…

機会と自由

障害者のための車椅子は、障害者から機会を奪っている。 車椅子牢獄であり、障害者を幽閉するものである。 車椅子の人を保護する人は、車椅子利用者から外出の機会を奪っている。 この点に関する限り、体力の衰えた高齢者を過剰に労るのも、高齢者に車椅子を…

老耄(ろうもう)高齢者援護

老人は、耄碌(モウロク)するものだ、という考えは、固定観念です。 体力はともかく、知力に関する限り、必ずしもそうだとは言い切れません。 私事を述べるようですが、20年ほど前、私は心神耗弱の状態にありました。 ある病院の精神科に入院させられていま…

介護の概念の転換と介護学の創立

「介護」は、ややもすると保護のニュウアンスを漂わせる。 しかし、介護には、単に、労り、慰め、以上の意味がある。 介護のあり方に依って、被介護者(患者)、つまり身体や、心に障害のある人、の身体のケアーばかりでなく、心のケアーまでをカバーして、…

老化を嘆かない

私は、この系統の老人ホームへ心神耗弱の状態で入居してから、20年近くなる。 この系統の老人ホームは、手広く事業を進めていて、私は同系統の何箇所かの老人ホームに渡り住んだが、気付いたことがある。 それは入居させられている老人がいずれも、年月を経…

機転を学ぶ

機転は、心が動転していては利かせることが出来ない。 機転には、冷静な心組が必要である。 冷静を保つには、心の落ち着きが必要である。 心の落ち着きは、心のゆとりから来る。 セッツイテ(心が急いで)いては、駄目なのである。 ゆっくりとした慌てない「…

機転(臨機応変)

老人や子供(幼児を含む)の身体には、「変」が多い。 突然に、様態が悪くなることも日常のことである。 変に応ずる必要度が高いのは、天変地異、災害の多い日本では、なおさらと言えよう。 こうした「変」に応ずるには、「機転」が必要である。 老人、幼児…

寛容さ(かんようさ)

意味心が広くて、よく人の言動を受け入れること。 他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。「寛容の精神をもって当たる」「寛容な態度をとる」「多少の欠点は寛容する」 解説元来は,異端や異教を許すという宗教上の態度についていわれた…

網目(あみめ)

網には範囲があります。 その範囲に、閉じ込められたものならを抑えることは出来ます。 だが、網には目があります。 詐欺漢はその目を潜ることは出来ます。 しかし、網の外へ逃れた詐欺漢を捉えることは出来ません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…

屁理屈(へりくつ)

屁理屈(へりくつ): 屁理屈とは、屁(おなら)のようにたよりない理屈という意味で、本人は筋が通っているつもりで力説しているが、他人からすればこじつけの理論や苦し紛れの言い訳にしか聞こえない話のことをいう。 要するに、増税の必要性を説く担当大…

雁字搦め(がんじがらめ)

雁字搦め1. ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。「雁字搦めに縛りつける」2. 束縛が多くて自由な行動がまったくとれないこと。「規則で雁字搦めにされる」・・・・・・・・・・・(ウイキペイデア)~~~~~~~~~~~~~…

屈折した気持ち(心)

「ハラスメント(Harasement=英語)という言葉が、社会のいろいろな面で使われ、問題になっています。 テレビ放送によく現れる俳優(?)で、街角を散歩して歩く番組に登場する男ですが、訪れる街々の駅や道路で出会う知人、未知の人に関係なく、人々に馴れ…

風 貌

以前に述べてことがあるかも知れないが、「メガネ美人」ということが言われる。メガネをかけると顔つきが理知的に見え(?)、女性の場合なら、美人に見えるというのである。 しかし、私が通う大病院の採血・採尿窓口に、マスク美人が居るのを発見した。 マ…

幻(まぼろし)

徒然なるままに思う。 現前するもの以外は、全て幻である。 言い換えれば、主観である。 今は亡き父母も、故郷も、友垣も、全て幻の世界に存在する。 現実は、目前だけに存在する。 ♬幻の~陰を慕う♬のは、自分であるが、慕っているものは幻である。 我々は…

目明き千人盲千人

宇治拾遺物語「うじしゅういものがたり」というタイトルの本がある。 私は、無知なことに、90歳近くなる今日まで、このタイトルが「宇治じゅうい物語」と読むのだと思っていた。 そのように発音して、人(他人)前で言っていたとも思う。 言訳になるようだが…

博覧強記

この表現は、人間の賢さを表すのに使います。 「識見」、「見識」とも言います。 これらの表現は、全て正鵠を射ていると思います。 怪しいのは「創造」です。 当てずっぽうですが、人間の知恵の九割以上は、「借物」だと思います。 鉄道大臣さんも何度も言及…

魂(命)

最近、テレビで聞いた。 アインスタインの脳が残されている。 彼の脳を分析研究して、彼の天才が何処から来ているのかを調べている、というのだ。なるほど、私も、これには興味がある。 しかし、気になるのは、「彼が何処に居るのか」、「彼は、何処へ行った…

自然化け、技巧化け

メガネ美人ということが言われる。 メガネを掛けていると、一見、理知的に見えて美人と感じられる女性とことを言うのであろう。 メガネを外したら、どう見えるかは、人それぞれ顔つきが変わっていよう。 歌舞伎俳優にXX吉右衛門という人物がいる。 この人物…

医は、仁か、忍か?

「医は、仁術か、忍術か」、と戯言半分によく言われます。 苦しく、痛いのは、当人です。 傍観者に、苦しみや痛みが感じられる筈がりません。 苦しい、痛いを訴えるのは、当人ですが、当人が苦しく、痛いと感じている間は。紛れもなく当人は、「急患」です。…

分 別

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~分別 ふんべつ vikalpa仏教用語。思惟 (しゆい) ,計度 (けたく) とも訳される。 『阿毘達磨倶舎論』では,(1) 自性分別,すなわち直覚作用のこと,(2) 計度分別,すなわち判断推理作…

イメージ(心象)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~現代の研究者たちがこのような経験について、イメージ(または、「心的イメージ」「イマージュ」「心像」)は知覚のどのモードでも起こり得るとしているため、人は、聴覚イメージ(Reisberg, 199…

想定爺

小説に出てくる爺さんは、50~60歳以上。 その筈、我々のイメージには、それ以上の年の人は少ない。 死んでいるからだ。 山へ芝刈りに行く「お爺さん」も、田舎の家の庭で孫と遊ぶ爺さんも、 どの爺さんのイメージも若い爺さんである。 我々が、ヴィジュアラ…

寸 志(すんし)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 寸志」とは、別名「心付け」とも言われ、世話になった方への御礼や感謝の気持ちを表す「少しばかりの金銭や品物」を意味します。 金額的には、千円から五千円程度が目安です(2018…