鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

老人ホーム

羊頭狗肉

注1:みなさんは「ねこまたぎ」という言葉はご存知でしょうか? 初めて耳にする方いると思いますが、この言葉は魚についての言葉です。 つまり、魚が好きな猫でも、食べないで、嗅いだだけで、またいで通り過ぎるほど、不味い魚という意味です。(Web 辞書…

ぞんざい

人によって。程度の差はあるようだが、言葉遣いや人扱いが「ぞんざい」である場合とそうでない場合とがある。 ここで言う、「人による」とは、応接するヘルパーの人によると言う意味であって、相手(入居者の人による、と言う意味ではない)。 相手は、大半…

痛々しく迷惑だ

老人ホームでは、「遊び」が少ない。 だが、殆どの人が「遊び」を求めている。 現代の有料介護付き老人ホームは、殆ど例外なく、自立者(健常人)とそれ以外の要支援、要介護、の人たちが、混住することが原則になっている。 従って、老人ホーム内の「遊び」…

麻雀

麻雀は、複雑なゲームである。 勝負(勝点)を決める要素が極めて多いのである。 その要素を「役」と呼ぶ。 言い換えれば、「役」の種類が多いのである。 それだけに、熟練した者に、未熟な者の目を盗む(ちょろまかす)幅が広くなる。 このゲーム中は、未熟…

個人と機構(3)

個人と機構(集団)とを異なる観点から観察すべきだと言うことは、いろいろな角度に於いて考えられる。 私の住む老人ホームでは、 兼ねて(十数年)前から食事が不味いので、私は、拒食してきた。 80人前後の人たちが住んでいるが、その中の殆どの者が、拒食…

老人ホーム内の小集団(3)

終の住処 殆どの入居者は、本人が自覚しているか否かに関わらず、この施設を終の住処にしている。 家族たちも、何気なくそう予想していると思われる。 小集団のメンバーも、いつの間にか代わっている。 施設は、入居者の死を他の入居者には伝えないから、文…

老人ホーム内の小集団(2)

小集団といえども、その中には、まして、小集団連合の間にも、ヘゲモニーの存在が認められる。 つまり、リーダーシップである。 リーダーシップは、必ずしも、年の順ではない。 むしろ逆で、比較的年の若い、頭脳鮮明な老婆に帰することが多い。 この居住者…

老人ホーム内の小集団化

この施設には、90人近くのボケ老人、認知症患者、車椅子に乗った心体障害者、歩行器で歩いているボケ老人、認知症患者、完全健常人が混住している。 これだけの種類の人々が混住していると、自ずから分派が発生する。 もちろん、どの派にも属さない人もいる…

慣れによる傲慢さ (ヘルパーが起こす種々の問題:続)

当施設では、週一回、ベッドメーキング(ベッド・カバー交換)を行なう。 そのために、ベッドの床をベッド・ラックから外し、床を持ち上げて、カバーを新しいものと代える。 ベッドは、壁に沿って設置されているが、その壁の下方に電源(コンセント)が付い…

ヘルパーが起こす種々の問題 (ある老人ホーム)

ある程度まで、仕事に慣れてきた入社後、ある程度まで、時間(期間)の経っているヘルパーに、「仕事がやれる」という錯覚(誤信)からか、仕事が手早く、しかし、杜撰な連中が増えている。 入社後、日の浅いヘルパーが、些細な作業に「トチる」のをよく見か…

慣れによる傲慢さ

この老人ホームには、80人強の老人(老爺、老婆)が居住している。 大半がボケたり、認知症を患ったりしている。 これらの老人を介護するヘルパーも多くいるが、施設側では、職員(ヘルパー)の人手不足を年中ボヤいている。 従って、新しく雇われ、直ぐ辞め…

気の所為(せい)(ある老人ホームの話)

【気】:〈気持〉〈心持〉のような,人間の心理状態の受動的で主観的な側面をいう。 感情には,〈明るい気分〉〈けだるい気分〉〈気分が良い・悪い〉と言われる場合の気分のように,身体の生理的状態の意識への反映と思われる微弱だが持続的なものから,漠然…

老人ホームの楽しみ

版権という複雑で、難しい問題がある。 しかし、年老いた人たちを楽しませ、喜ばせるために、版権の自由な利用が、老人たち、とくに、「老人ホーム」を終の棲家とする老人たちには、許されて然るべきだと思う。 大抵の彼等老人たちは、最近のパソコン技術も…

メニュー・サーフィング

Surfing (サーフィング)とは、「波乗り」、つまり、水の表面を滑ることです。 水の中へ潜り込むことではありません。 水の表面をスイスイと渡ることなのです。 同様に、メニュ-・サーフィングとは、メニューに記載された料理を食べることでは無くて、メニ…

介護人(ヘルパー)

以下に述べる幾つかは、既にブログとして発表したものと重複する点もあるかも知れないが、最近よく聞く、介護人の乱暴さが引き起こす事件と世間の評価,非難の報道を、読み、聞くにつれ、重要だと思うようになってきたので改めて取り上げ、世間の関心を呼びた…

集団社会

~フアースト ひところ、「XXファースト」と言う言葉が流行った。 アメリカでは、いまだにそう言っているご本尊がいる。 日本では、この言葉は廃れた。 元祖のXXフアーストの言い出しっぺが、セコンド、いや、サードに落ちぶれたからだ。 ファーストは、先頭…

アコーデオン小父さん

先日、日露戦争の旅順港閉塞隊の一艦として沈没してゆく福井丸艦長「軍神:広瀬中佐」の軍歌を、この施設を訪れた小父さんが、自分が弾くアコーデオン伴奏で歌いだした。 プロとは言えないまでも、一寸いける良い声だ。 轟く砲音 飛来る弾 荒波洗うデッキの…

老人ホームにプライバシイは無い

殆んどの有料介護付き老人ホームの案内書の冒頭に、入居資格として、「自立」、「要支援」、「要介護」、「認知症相談」を掲げている。 全ての入居者が、介護と言う名のもとに行われる「介入=拘束=お節介」を前提として、入居者を預かっているのである。 …

状況対応(Situational)

孟母三遷:。。。孟子は、『居は気を移し、養は体を移す』と言ったが、これを現代風に.アレンジするなら、前段は、良い住環境が良い人格の元になるだろうね。 もちろん、後段は、良い食生活が健康には大切だと言っているのです。(Web) メトロノーム同期現…

情(じょう)

じょう〔ジヤウ〕【情】 1 物に感じて動く心の働き。感情。「憂国の情」「好悪の情」「知情意」2 他人に対する思いやりの気持ち。なさけ。人情。「情の深い人」「情にもろい」 3 まごころ。誠意。 4 意地。 5 男女間の愛情。また、情欲。「夫婦の情」「…

太鼓持ち

「いつの世にも、悪は絶えない」は、某作家の某題名の小説をテレビドラマ化した番組の出だしの言葉である。 同じように、いつの世にも、権威者の陰で、うごめく「提灯持ち (太鼓持ち 、腰巾着、 茶坊主)」の存在は絶えない。 現政府の総理大臣にも、太鼓持…

老人ホーム内放送局

以前に、老人ホームが、老婆の館であると述べたことがある。 容易にご理解頂けるように、女性の方が一般的に長生きするので、結果的にそういうことになる。 また、老人ホームに入れられた老人には、娯楽が少ない。 勢い、食後の団欒は、一種の職場会議である…

自己開示

自己開示とは、「自分がどういう人間かを他者に知ってもらうために、自分自身をあらわにする行動を指す」(榎本、1997)らしいが、この行動と自己の「プライバシイ」保存の関係が、教育、人間関係保全、ネット(ブログ、etc.).の世界で問題になっている。 …

照れ隠し

老人ホームには、「見守り」と言う制度がある。 以前に何回も述べたように、老人ホームは「棟割長屋」、もしくは「ハーモニカ住宅」のように、小さな個室を幾つも並べ、または、集合させて、作られている。 その個室の集合体の一部屋一部屋を「覗き見」して…

混住は臭い

本日のブログのテーマは、臭覚。 秋刀魚のシーズンだ。 こんがりと焼けた良い匂いの焼き魚は、混住の老人ホームでは期待できない。 期待しなければならないのは、臭い「糞尿の香り」。 集会だ。 馥郁と(いやぁ、日本語では、プンプンの方が相応しい)した臭…

ぜんまい

♬ 俺は、河原の枯れススキ ♬ (筆者の年齢がわかるな?) ええぃ、じゃあ、あの箱型の右腕が器械からニュウッと立ち上がったような器械、蓄音機の描写から始めよう。 あの器械は、手前のどたま(頭=台座)の上に、薄い平板型のレコードなるものを載せて、グ…

ぜんまい

♬ 俺は、河原の枯れススキ ♬ (筆者の年齢がわかるな?) ええぃ、じゃあ、あの箱型の右腕が器械からニュウッと立ち上がったような器械、蓄音機の描写から始めよう。 あの器械は、手前のどたま(頭=台座)の上に、薄い平板型のレコードなるものを載せて、グ…

ボケを誘う混住老人ホーム

メトロノームと言う器械があります。 リズム(拍子)を取る器械です。 「チクタク、チクタク」と単調なリズムで動きます。 音楽家などが、よく使っています。 このメトロノームに不思議な現象がおこります。 メトロノームの同期現象 台の上に置かれた32個の…

老人の食の陣 (気晴らし)

老人は、一般に食が細いとする伝説がある。 伝説という訳は、実態が必ずしもそうではないからである。 「細い」ではなくて、「遅い」なら納得出来るところもある。 老人は、一般に、若者に比べて「ゆっくり」と食べる。 おそらく、そのせいで「細い」と思わ…

老人食の盲点

老人には、「柔らかい食物」を与える・・・・・・・・・・・・・・・・なぜ? 老人には、「刺激の強い食物」は避けさせる・・・・・・・・・・・・・なぜ? 老人には、「骨のある魚」は食べさせない。・・・・・・・・・・・・・・なぜ? 老人には、「温かい…