鉄道大臣

夢寐のたわごと

読書・鑑賞

言葉の旨味

食い物と同じように、言葉にも味がある。 言葉は、意味を伝える。 しかし、意味は透明であり、色がない。 従って、見た目もない。 如何様にも、色を付けられるのが、言葉である。 言葉は人間が使うものである。 人間には理知もあれば、感情もある。 人間が表…

パクり

春の日 終日(ひねもす) のたり のたりかな 下手大損 春の海 終日(ひねもす) のたり のたりかな 与謝蕪村

秋(あき)

清少納言より 秋は夕暮、夕日のさして 、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ 二つ三つなど 飛び急ぐさへあはれなり。 まいて雁など連ねたるがの、いと小さく見ゆるは いとをかし。 日入り果てて 風の音 虫の音など、はたいふ…

歌心(うたごころ)

昔の歌謡には、その歌の裏打ちとなる実際に起こった事件や物語、小説、映画を題材にしたように思います。 そうした裏打ちのよって、作詞された歌の限られた文字から、それぞれの歌謡の裏打ちとなる小説、映画、物語、事件によって聞く人たちは、想像の羽根を…

名人芸

三遊亭歌丸が亡くなった。 彼の落語は、名人芸だったと言われる。 この国には、「一子相伝(いっしそうでん)」の秘伝、名人芸が多い。 陶器制作方法、彫刻の仕方、画法の秘伝、落語の語り方、細かくは、飯の炊き方、料理出し汁のとり方、寿司の握り方、まで…

西部劇:ユタから来た男(The man from Utah)

監督:ロバート・N・ブラッドベリー 1934(昭和9)年 <ストーリー> ”ユタから来た男 ”ジョン・ウェストン(J・ウェイン)は射撃と乗馬の名手。 アリゾナのとある町に着いた時たまたま駅馬車会社に押し入った強盗団と連邦保安官ヒギンス( ジョージ・”…

文章の推敲とワード(パソコン)

推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。 唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島(かとう)は、乗っているロバの上で詩を作っていた。その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」…

The gunfighter (拳銃王)

概要: 拳銃王の映画情報。ヘンリー・キング監督、グレゴリー・ペック出演。グレゴリーペックが伝説のガンマン、ジョニーリンゴを演じる。 「真昼の決闘」の青写真のような作りで、ただまんじりと過ぎる時間がほぼリアルタイムで進行する異色作。 ガンマンの…

遙かなる西部

その昔、(そうか、おれの時代は「昔」になってしまったか!)、心を踊らせたのは、あの痛快なアメリカ映画、西部劇であった。 ジョエル・マックリー、ゲーリー・クーパー、ジョン・ウエイン、ヘンリー・フォンダ、グレゴリー・ペック、カーク・ダグラス、ア…

騙し、騙し

今朝、テレビ番組で、80歳を超える落語界のある巨匠が、暫らく休んでいた「席」へ出演して、「騙し、騙し」出演している云々、と語り始めたのを見た。 聞きながら、今年米寿を迎えた「幸い、健康らしい」自分のことを省みて、「おや、変じゃないか?」と考え…

京都五花街

東京に、六花街(新橋、神楽坂、向島、芳町、柳橋、浅草)、大阪に、四花街(北新地、新町、堀江、宗右衛門町)あるが、京都五花街が群を抜いている。 京都の五花街は、地域的に固まっている四花街(祇園東、宮川町、先斗町、祇園甲部)、そして地域的に、遠…

カラオケ

昔、中国の文人、欧陽脩という人が、良い考えに思い至る機会は「三上」にある、とを言ったと聞いている(読んでいる)。 すなわち、鞍上(あんじょう)、枕上(ちんじょう)、そして厠上(しじょう)である。 鞍上とは、馬の鞍に乗っている時、枕上にある時…

Publication Honesty(出版の正直さ)

外山 滋比古(とやま しげひこ、1923年11月3日- )は、お茶の水女子大学名誉教授、日本の英文学者、言語学者、評論家、エッセイスト。 文学博士である。 全日本家庭教育研究会元総裁。 外山家は法海山龍護院妙光寺の旧檀家である。1923年:愛知県幡豆郡寺津…

クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド(Clint Eastwood(本名:Clinton Eastwood Jr.(クリントン・イーストウッド・ジュニア)), 1930年5月31日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンフランシスコ出身の映画俳優、映画監督、映画プロデューサー、作曲家、政…

Intellectual honesty (知的正直さ)

いままで、Interectual honestyという英語表現には、筆者はブツかったことがない。 この表現を機械(コンピュータ)で訳すと、「知的正直」とぶっきら棒な表現になるが、他方、筆者なら、「知的正直さ」と訳したい。 洒落だが、僅かの「さ」で訳語の意味に暖…

暗夜行路

私が説明する暗夜行路は、志賀直哉の「暗夜行路」とは少し違います。 登場人物も時任謙作ではありません。 登場するのは、あなたです。 母の腹から、生まれ出たあなたにとっては、この世界は正に「暗夜」だった筈です。 この暗夜を進んで行く為に与えられた…

読欲の秋 (徒然なるまま)

私は、「図書館学」と言う珍しい科目を専攻した。 当時は、パソコンなんと言う便利なものは存在しなかった。 今日では、「図書館学」という言葉は古めかしく響き、情報という新しい概念が「本」に加わった。 しかし、中身は、殆んど変わらない。 本もまた、…

読書の勧め

読書は見聞を拡げることです。 その本を書いた人の知識や見聞、考え、そして感懐を分けて貰って、自分の知識、見聞を拡げ、自分の考えと感情を豊かにすることです。 読んだ本の内容に依って、それなりに知識、見聞、考え、感情が膨らみます。 書物を読むとは…

本の虫(古本愛好者)への助言

誰が読んだかわからない本を手にするのは、不潔だから嫌だという潔癖漢が結構居るようだが、最近は消毒方法も進んで居るので、大手の古本屋から古本を求めても、不潔さを、それほど気にする必要はない。 小説などは、古本だと値段が安いばかりでなく、その本…