鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

主体性と暗中模索

主体性とは、置かれた状況の中で、その状況を分析、確認した上で、自らの向かう方向の見当をつけて、その目標に向かって、自主的に進んでゆくことだ、と考えました。 行動の目標を他から与えられた上で、その目標に向かうのは、自律(自立)的かも知れません…

大人の玩具:パソコン

徒然草 ⇒「 つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」。 これは、吉田兼好の徒然草の冒頭の一文です。 『徒然草』は吉田兼好による全243段からなる随筆です。内…

ジューン・ブライド

調べてみると、結婚する月としては、日本の場合、10月、11月が多いそうです。 このあたりですと、天候が安定しており、戸外での挙式も容易で、来訪客も服装にあまり気を使わずに済む、と言った理由があるようです。 道理で、十月十日の言い伝えの通り、出産…

人生の徘徊

彼が言う住所から判断すると、約10キロメートルは、離れている。 テレビの天気予報、などから、予想できたのは、いつ何時、雨が振り始めても不思議のない夕方7時頃。 既に当たりは、暗くなっていた。 今日は、週末の金曜日、この近くの老人ホームへ預けてあ…

兵は、拙速を尊ぶ (ある老人ホームでの食事の話)

小池都知事の評判は、一時は、大変良かったようですが、現在は、少し影が指してきています。 特に、築地の業者たちの間の評判が、いま一つになって来ました。 豊洲への移転問題の決着をなかなか付けず、もっともらしい理屈を色々付けて、決めるのを引き伸ば…

主体はどこから?

このブログは、自分自身の「主体」と「主体性」についての考えを整理する為に書かれたものです。 はじめに 天の配剤か、人間は、体力、知(知、情、意)力の全てについて、「素」の状態で生まれて来ると思います。 つまり、そこには、何も書かれていないので…

恩恵者

アメリカ人は、変な奴(等)だよ。 原爆2発で、数万人を殺したかと思えば、東北地震では、「トモダチ作戦」とかで、共に立とうとする。 これじゃ、当てにならないから、「共に立つわけ」には行かない。 いつ何時、あちらの都合でこちらが「片立ち」にされな…

ぬくぬく

私は、金持ちでも、貧乏人でもありません。 ぬくぬくとある老人ホームに暮らしている義侠心、慈善心、に富む(と自分では思っています)、それに少しの悪意、嫉妬(誰に対するという特定の相手のないーおそらく、金のある奴や肩書を持つ奴、そしてたとえ僅か…

危いリーダーシップ

確信犯 確信犯(確信犯罪)とは、「自分が行うことは良心に照らし合わせて正しく、周囲(社会)や政府の命令、議会の立法こそが間違っていると信じて」行った犯罪である。本人は自らの正当性を確信していることがポイントであり、立法や命令に違犯(「違反」…

光は東方より (オリエンテーション)

古代ローマ人は、「光は東方より」と言いました。東方にあるギリシャを指してです。その後、この言葉の意味は拡大されて、東方にあった古代エジプト、メソポタミア、バビロニアまで含めて指すようになりました。マルコポーロは、この「東」の意味を更に一層…

遅撒きの終活

「終活」という言葉、概念が新しく「2010~2012年頃」に生まれた。 その意味は、「人生の終わりのための活動」だそうだ。 その活動の内容としては、「生前のうちに自身のための葬儀や墓などの準備や、残された者に迷惑がかからぬよう生前整理、残された者が自…

差 別

この問題については、私自身の考えがまだ十分に煮詰まっていないのだが(つまり、迷っているのだが)、賢者のご教示を仰ぎたい。 昨年まで(今年は、老齢のため体力が衰えたので、避けた)、毎年、5月の終わり頃、梅雨が来る前で、ゴールデンウイーク後の人…

有料老人ホームの混住が抱える弊害 (金儲け主義老人ホームが齎す問題)

高齢者になると、老衰の結果体力が衰えることはもちろんですが、老耄、認知症、など、知力の面でも衰え、自(自他)を認識出来なくなる人が、程度の差があるにしても多くなってきます。 その結果、日常の生活の上でも、色々な問題を起すように成ってきます。…

鉄道大臣のホントの独り言

鉄道大臣は、偉い。 何しろ自前の大臣なんだから、順番待ちで大臣にしてもらった訳じゃない。 欧陽明は三上と言った。 馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)が、その三上である。 馬に乗っている時、寝間に居る時、便所に居る時の3つの機…

ネーミングの不思議(続)

老人ホームの名付け(ネーミング)に、メッチャやタラにフランス語は多いことは、先に指摘しました。 ところが、いわゆる「高齢者向けマンシオン」の宣伝には、英語が極めて多いのです。 もっとも、「高齢者向けマンシオン」を謳っていても、対象とする相手…

ネーミング(名付け)の不思議 (頭隠して、尻隠さず:和・英・仏・折衷)

ある調査に依ると、日本人はフランス(語、人、国)に対して、憧れています。 その憧れは、幕末・明治以降のもので、嚆矢は幕府によるフランス式軍制の導入にあります。 その軍制の導入に引き続いて、フランスの自由・民権を唱える政治思想、それに文学、芸…

高齢者向けマンシオン (高齢者を食い荒らすシロアリ:2)

以下は、私が実際に以下に言及する高齢者向きマンシオンに生活したこともなく、現在も生活していないので、文献データと現在生活する老人ホームでの体験に基づく推論であることを,予めお断りしておきたい。 調べた最新のデータは、関係会社の説明に依ると、2…

化   粧(2) (作り物)

男役 1928年に東京松竹楽劇部(後の松竹少女歌劇部、松竹歌劇団)に第1期生として入団。日本の女性歌劇史上初めて断髪した男役で「男装の麗人」の異名を取り、「ターキー」の愛称と共に1930~40年代にかけて国民的人気を博した人がいました(ウイキペディア…

高齢者を食い荒らすシロアリ

シロアリにはヤマトシロアリ、イエシロアリのような下等シロアリとキノコシロアリのような沖縄以南に分布する高等シロアリがある。家屋に被害を与えるのは下等シロアリである(ウイキペディア)。 日本の高齢者が持つ金を食い荒らすシロアリは下等シロアリで…

我が老人ホームの地勢

私が棲む老人ホームは、東希望が丘の中腹に位置しています。 希望ヶ丘は、何連かの、少なくとも3連の山並(やまなみ)で形成されています。 南希望が丘、中希望が丘、東希望が丘の3連です。 何れの山並も、二俣川地域から三ツ境地域へかけて東から西へ併行…

フランス共和国 (高齢者自助アソシエイツ)

自由、平等、博愛(リベルテ、エガルテ、フラタニテ)は、フランス共和国の標語でした。 ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)、の甥ナポレオン三世 (1808~1878)が、再び帝政を布いて没落した後、フランス国民は、自由、平等、博愛と唱えて第三共和制へ移…

コミューン

おそらく創業者の半可通(無知)によるものであろうが、この名称(コミューン)を冠する大老人ホーム群が実在する。 以下は、この老人ホーム群の一つの比較的大きな施設での食事情である。 この老人ホームの歴史は古く、此処十数年に渡って存在している。 従…

大岡越前守

私が棲む老人ホームは,丁度、江戸時代の棟割長屋のような仕組みで作られた格子の無い牢獄だ。 異なる点は、鉄筋コンクリート3階建の作りになっていることと3食付きで、店賃(たなちん)が滅法高いことだ。 到底、八っあん、熊さんの住めるところじゃない…

化粧(メイク)

随分、昔の話だが、ある有名美男映画俳優が焼餅を焼いたらしい暴漢に襲われ、大事な商売道具の売りだった顔を傷つけられた事件が在った。 彼は、その後、(験を担いで?)芸名を変えて出演するようになった。 その後も、これは別の事件だが、有名歌舞伎俳優…

色 気

最近、女性の各界への進出が目覚ましいようですが、昭和18年まで実在し、その年に「運輸通信省」に引き継がれた鉄道省を歴代所管した大臣は、男性でした。 かく言う小生も歴っきとした男性です。 その男性が、今もなお、肩肘張って堂々と求め得るものの一つ…

読書の勧め

読書は見聞を拡げることです。 その本を書いた人の知識や見聞、考え、そして感懐を分けて貰って、自分の知識、見聞を拡げ、自分の考えと感情を豊かにすることです。 読んだ本の内容に依って、それなりに知識、見聞、考え、感情が膨らみます。 書物を読むとは…

言葉は思想(考え)であり、文化である

言葉は思想 言葉は観念であり、思想です。 我々は言葉を使って、外の世界で見たもの、聞いたもの、触ったもの、舐めたもの、嗅いだもの、を写し取り、そして考えます。 言葉と言う道具が無ければ、「写し取り」が出来ず、考えることも出来ないのです。 写し…

Freedom(フリーダム):2

土佐方言で語られたであろうアメリカで教育を受けた(バーレット・アカデミーで英語、数学、測量術、航海術、造船技術を学ぶ)中浜万次郎の日本語に依る建言は、幕閣の要人によってあまり重んじられなかった。 しかし、彼は、土佐藩で微祿ながら士分に取り立…

Freedom(フリーダム)

文政10年(1827年)に四国土佐の半農半漁の家の次男として生まれ、父を8歳の時に亡くし、病身の兄と母を抱えて幼い頃から家族のために働いていたこの少年は、寺子屋へ通う幸せにも恵まれなかった。 しかし、「禍福は糾える縄の如く」、「人間万事塞翁が馬」…

奇兵隊 (高齢者自助アソシエイツ:續)

長州藩、高杉晋作が創設した武士、庶民(町民、百姓、他)を糾合した奇兵隊は、薩長軍を主体とする新政府軍(官軍)の一翼を担って、260年余の年月を経て築き上げられた江戸(徳川)幕府の武装、兵力の両面で勝る会津、桑名藩兵主体の幕府連合軍を、京都の鳥…