鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

知ったか振り

「人を貶すな。 ことを責めよ」。 「馬鹿野郎、なんてえことをしやがるんだ。 このおちょこちょい。 てめぇ、なんか死んじまぇ。」 「それは、いけません。 こうするんですよ。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 物の弾みということも有る…

栄誉

同じ呼称で、呼ばれている。 刑務所の囚人が、出獄を許されて娑婆へでるときに、迎えてくれる人を「身元引受人」と呼ぶ。 この老人ホームに入れられている我々の入居費、家賃、を払い、(おそらく、死後の死骸引取人)も、「身元引受人」と呼ばれている!

生前他界

80歳代前半が、生前の目安? 高齢者が、「不用意に転倒して、骨折し、その結果寝たきりにならない為には」、云々。 こうした高齢者向けの生活助言が、写真入りで、動画入りで、丹念に、多くの機会に、何回と無く、手を変え、品を変え、述べられてきている。 …

食事と体調

この老人ホームの食事をここ数ヶ月、食べていない。 基本的に自炊している。 自炊だから、食材を生理的配慮を加えて選ぶなどの意識的処置はしていない。 ところが、昨日の(病院)代謝内分内科の担当医の診断結果は、予想外に良かった。 血糖値、血圧、コレ…

固定観念(思い込み)

「固定観念」は、いろいろな弊害を生む。 似たような言葉で「思い込み」も、誤解を生みやすい。 この2つの言葉は、殆どおなじ意味に使われることもあるので、今一度、意味を確認して、今後の使い方を正していきたい。 固定観念 固定観念(こていかんねん)は…

生活の調(生きているリズム)

人間にそれぞれの人に、その人なりの生活のリズムがあるらしい。 誰でも、自分に合った(穴倉)を作って、その中で(ぬくぬくと)暮らしているようだ。 どの人も朝起きて、顔を洗って、歯を磨き、それからシャツを着る、云々、と自分に合った順番を決めているら…

ちぐはぐ

若者と老人は、同じ人間だが、交渉がちぐはぐになる。 互いに期待する基盤に相違があるからだ。 若者は、老人を「衰えた者」として、老人を「労ろう」とする。 老人は、若者と「未熟な者」として、「指図」しようとする。 売り手は、沢山の顧客を扱うので、…

老人の主体性と怒り

老人には、老化と共に、今までできたことが出来なくなったと感じる「もどかしさ」がある。 この「もどかしい」と感じる「気持ち」が「じれったい」気持ちに繋がる。 この「じれったい気持ち」こそ、老人が保っている主体性の名残リであり、老人を「潜在的」…

老人(高齢者)ハウス

鉄道駅や公園の片隅で、日が落ちてく暗くなっても、ベンチなどに寝ている見窄らしい(みすぼらしい)人々を、世間ではホームレスと呼びます。 彼らは、ハウスレスであるのみならずホームレスでもあります。 つまり、家も無ければ、家庭も持たないのです。 最…

女尊男卑

欧米、日本、イスラム教国には、「女子」を特別扱いする風潮がある。 欧米では、言うまでもなく、レデイ・ファーストを唱え、日本や欧米では、夫に先立たれた妻を「未亡人」と呼んで崇め、イスラム教国では、「ヒジャブ」を被せて全て女を他人から隠そうとす…

双頭の鷲

双頭の鷲は、二人の強力な(頭=リーダー)が、対峙して双立する有様を象徴する。 下記の歴史が示すように、そのような例が幾つかあった。 双頭は、多頭にも繋がる。 多頭、すなわち、権力者の乱立である。 乱立する権力者同士の争いが、事態の混乱を生む。 …

妻に先立たれた夫

親父が先に死ねば、女の方は「未亡人」と奉られる。 男は女房に先立たれたら、「ご愁傷さま」と言われるだけ! これは、どう考えても、女尊男卑。 「女を土俵に上げない」ことの仕返しか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ み…

長 寿

長寿は、誰もが望むところだ、と思います。 それも「健康」な長寿が望ましい。 私は、今年で88歳になりました。 88歳は世間で言う米寿であり、長寿者といえると思います。 事実、同年の仲間が、次々80歳前半で死んで行きます。 85歳は、「壁」? 80歳代入れ…

西部劇:ユタから来た男(The man from Utah)

監督:ロバート・N・ブラッドベリー 1934(昭和9)年 <ストーリー> ”ユタから来た男 ”ジョン・ウェストン(J・ウェイン)は射撃と乗馬の名手。 アリゾナのとある町に着いた時たまたま駅馬車会社に押し入った強盗団と連邦保安官ヒギンス( ジョージ・”…

老人ホームの水害

ある日、私が棲む老人ホーム(施設)の廊下に積み上げられた段ボール箱の多さに、驚愕した。 日頃は、気もしていなかったのだが、ダンボール箱の外側に印刷された内容説明を読むと、どれもこれも、サイズこそ違え、おむつの山。 この施設には、80人を超える…

居丈高(いたけだか)

居丈高とは、人(他人)を威圧するような態度を採るさま。 居丈高は、威丈高とも表記されるが、威は意味から来た当て字である。 「居」が正しい。 居は所在するという意味で、元々、座っている様を表す。 座って背筋を伸ばし、相手を見下す状態を言う。 丁度…

順番に潜む価値観

順番ってのは、不思議なもんだねえ。 別に、何てえことはない、と思うんだけどねえ。 でも、順番(順位)が決まると、考えも決まるんだなぁ。 どうして? そんな事、知るかぁ。 初鰹てえのは、旨いか? 世間がそう言うんから、旨いんだろ。 いや、暫く、食っ…

お駄賃

Stretch your imagination!(想像の羽根を伸ばせ!) 自分が10歳前の幼児であった頃の心へ戻ろう。 母親にエランド(Errand=お使い)を頼まれて、近所の雑貨店へ走り、頼まれた品物を、無事に買って帰った時の「達成感!」。 うおぅ! そして、お駄賃が貰…

文章の推敲とワード(パソコン)

推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。 唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島(かとう)は、乗っているロバの上で詩を作っていた。その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」…

威圧感

身体の大きさには、威圧感があります。 大きな(背の高い、デブ)な奴に、関わり合うと、私は残念なことですが、なんとなく自分の方が「劣等」であると感じてしまうのです。 腹が立ちます。 しかし、私の方の「劣等感」に問題があるとすると、誰をも責める訳…

固定観念

固定観念(こていかんねん)は、固着観念(こちゃくかんねん)とも云い、心理学の用語で、人が何かの考え・観念を持つとき、その考えが明らかに過ちであるか、おかしい場合で、他の人が説明や説得を行っても、あるいは状況が変わって、おかしさが明らかにな…

鵜の目、鷹の目

先日、所要があって、私の住処(相鉄線二俣川付近)から、東横線日吉辺りまで行った。 時間帯が、通勤者、通学者たち若者が、電車を利用する頃と重なっていたので、タクシーを利用した。 帰途は、幸いラッシュアワーを外れていたので、電車を利用したが、日…

コンビニ

コンビニエンス・ストアー(コンビニ)の数が増えてきている。 よほど利用者が多く、儲かるせいか、目貫の便利な場所(土地)にコンビニが増えている。 新しく建つコンビニは、地価の高い目貫の場所なのに、例外なく、店前に広い駐車スペースととっている。 …

「やる」と「もらう」

「やる」も「貰う」も、物事が、一方から他方へ移ることを意味しますが、その背後に、微かに「優位性」と「劣位」の身分感(立場感)を漂わせています。 やる方が優位にあり、貰う方が劣位にある感じ(気分)です。 この感じは、言葉自体に内在すると言うよ…

情報過多

近頃は、情報が多くて、手に負えなく成ってきている。 この歳(90歳前)になって、パソコン教室へ通い始めたが、教室で教えてくれる「新」情報の多いのには、往生している。 なんで、「金」を払って、こんなに多い情報に責められるのか、訳が分からん。 考え…

メイド・イン・ジャパン(日本製)

「メイド・イン・ジャパン」は、私の子供の頃、「安物」の代名詞であった。と言って、私だって、そう年を取っている訳じゃない。 何のことはない、私だって、昭和の生まれである。 「土俵に女子は、登れない」。 日本の伝統だって?! 大した伝統じゃない。 …

The gunfighter (拳銃王)

概要: 拳銃王の映画情報。ヘンリー・キング監督、グレゴリー・ペック出演。グレゴリーペックが伝説のガンマン、ジョニーリンゴを演じる。 「真昼の決闘」の青写真のような作りで、ただまんじりと過ぎる時間がほぼリアルタイムで進行する異色作。 ガンマンの…

遙かなる西部

その昔、(そうか、おれの時代は「昔」になってしまったか!)、心を踊らせたのは、あの痛快なアメリカ映画、西部劇であった。 ジョエル・マックリー、ゲーリー・クーパー、ジョン・ウエイン、ヘンリー・フォンダ、グレゴリー・ペック、カーク・ダグラス、ア…

老幼介護

老幼介護は、昔からの風景だ。 お爺さん、お婆さんが「孫」を可愛がる。 その可愛がる「孫」は、通常、「自分の」孫だ。 高齢者が増えている。 子供の数が減っている。 発想を少し変えて見よう。 「自分の」孫でなくとも、良いじゃないか。 この考えも、昔か…

人生の発想の転換(F) (高齢者・障害者優先)

人生、100年が語られるように成ってきている。 人生観の枠組の基本が変わってきているのである。 このことは、未曾有の「社会革命」の到来を意味している。 従来は、固定された「老人観」:背を曲げ、杖を突き、トボトボと歩く老人が存在した。 このような固…