鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

面壁3年

この老人ホームには、老耄の人、認知症患者が多い。 施設(3階建)では、彼等を2階へ隔離して入れているのだが、近頃は、ボケや認知証患者が多くなってきたせいか、儲けを膨らませるためか、施設では、基本的に不文律で健常者中心と決められている1階へ彼等を押し込んでいる。

 

この1階に配属(?)されたボケ老婆の一人が、車椅子の乗せられて、職員(ヘルパー)の目の届く1階中央のラウンジ(食堂)一日中、朝7時前から夜8時頃まで、放置されている。 この老婆、ボケているので、引っ切り無しに、「チョット」、「お願い!」、「腰が痛いの!」、「トイレへ行きたい」,などと通りがかりの人(他の入居者、訪問者、など)の気を惹こうと喚いている。 この老婆を見守っているヘルパー(職員)も、頭へ来、イライラしている。 その結果、職員たちも乱暴な言葉、叱正、怒声、など暴言を振りまくようになっている。

 

私も入居者の一人として、見かね、聞きかね、何とかするように苦情を申し立てていたのだが、今朝、施設側でも、工夫の挙句(?)この老婆の席を1階のラウンジの壁に向かったところへ席を移した。 なるほど、これなら壁は応答しないから、喚いてもアカンと間もなく、このボケ老婆も、「面壁3年」、悟りを開くに違いない。