鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

世界語

 

♬ 包丁一本、晒に巻いて ♬ 筆者は大阪へは行ったことがない。 でも、この歌詞を読んで、思い浮かぶのは、おそらくは、冬、法善寺横丁のうらぶれた横丁奥の居酒屋で、板長を晴らさせて貰っている若い男が、煌々と照らす満月の下で、その居酒屋の表口で恋しいコイさんに暫しの別れを告げながら、厳しい板場の修行に出かけようとする健気な心意気を、この歌詞は感じさせる。 作詞家、十二村哲さん、よく書いてくれました。 貴方は、日本語のアナログ性(情緒性)を良く、そして美しく表してくれました。

 

日本語は、アナログ性に優れているとは言え、デジタルにも使える便利な言葉である。 哲学でも、サイエンスでも、医学でも、文学でも、心理学でも、裏長屋のお女将さんの言葉でも、なんでも熟せる(こなせる)便利な言葉である。 最近流行りの紛い英語で言わせて貰えば、stretch your mind。 世界の若者たちは、なぜ英国やアメリカへの留学を求めるのか? 英語が世界語だからである。 日本は、科学に於いても、哲学に於いても、世界の一流国家に匹敵する水準に達した一流国家である。 世界の若者に、日本への留学を促したい。

 

日本語は難しい? そこに、岩盤がある? そこへ鉄鋲を打ち込むのだ。 再び、stretch  your  mind。 脚下照覧。 日本の若者に告げたい。 貴方の国は、世界に冠たる一流国家です。 アメリカ、ヨーロッパ諸国への留学の憧れる必要はない。 見聞を広めるためなら、いざしらず、見聞を深めるためには、お膝元に、その深い見聞がある。

 

日本には、信仰の自由もある。 無宗教も許される。 言論・思想の自由もある。 なぜ、外国にそれを求める? 見当違いも甚だしい。 平和国家である。武力は放棄した。 国は開こう。 だが、暴力や麻薬の持ち込みは、禁じたい。