鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

鉄道大臣のホントの独り言

鉄道大臣は、偉い。 何しろ自前の大臣なんだから、順番待ちで大臣にしてもらった訳じゃない。

 

欧陽明は三上と言った。 馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)が、その三上である。 馬に乗っている時、寝間に居る時、便所に居る時の3つの機会が、思案を進めるのに最高と言っているのである。

 

鉄道大臣は、現代の乗り物、汽車ポッポ、つまり、昔の馬の上に何時も乗っているから(実は、乗りっぱなし)、思案を良く巡らせることが出来る。 良く昼寝をしているから、この点でも問題はない。 小便、うんこ、も滞りなく毎日しているから、この点でも問題はない。 つまり、万全の備えで頑張っているのである。

 

昨夜、枕上で考えた。 年をとると、トイレが近くなる。 小生なども、その例に漏れず、夜中、ほとんど2時間置きにトイレに起きる。 昔の偉い人、つまり大名諸侯も、年を取って、トイレが近く成ったことがあるに違いない。 現在の偉い人、鉄道大臣ですら、そうなのだから。 然し、昔の人は、織田信長の名言「人間、僅か50年、夢幻し~」云々のように、人生は50年と短く考えた。 事実、信長は、49歳で、京都本能寺で、あえない最後を遂げた。 昔の人は、そんな短い人生では、夜中、トイレに度々起きると言った頻尿に悩むほど、年を取らなかったかもしれない。

 

いや、いや佐に非ず。 徳川家康君は、73歳まで生きた。 前田利家君は、62歳まで生きていた。 伊達政宗さんは、70歳まで生きた。 現在の人生100歳までには、及びもつかないが、夜中小便の頻尿くらいの問題は抱えていたかもしれない。 「誰か居らぬか? 小便じゃ」と毎晩、度々、やられたのでは、お付の小姓方も、交代制か、代打担当選手でも居ない限り、自殺の羽目に陥ったかも知れない。

 

現在は、失礼ながら、そして尾籠ではありますが、鉄道大臣は、新幹線じゃなくて、厠上にあります。

 

(つれづれなる思い)