鞍馬天狗

夢寐のたわごと

素人の苦情

 

歯が抜けた。 いやぁ、私なんかは、全部無いよ。 でも、美味しいものは食べたいね。 あと死ぬまでに、何食残ってる? 鬼が笑うよ。 鬼さんが、なんと言おうとも、美味しいものが食べたいよ。 

 

ある施設で、日頃か、何年もの間、入居者の間で、美味しい焼き魚が食べたいという希望があった。 でも、その希望はなかなか叶えられない。 「残念ですが、当施設の厨房には、魚を焼く設備がないんですよ」。 じあゃ、買えば良いじないか。 「皆さんは、歯が悪いから、魚の骨を取ってるんです。 骨のない魚は、焼くと身が固くなります。 ダカラ、焼かないで、スチームで料理しているんです!」。 スチームかどうか知りませんが、コンガリとした焼き目のついたお魚が食べたいんです。

 

かくて、何年も何年も、焼き魚の願望は叶えられてきてはおりません。 死ぬまで、あと何年? 終末の願いは叶えられるのでしょうか? 以上は、老人たちの儚い「はかない」小さな希望を述べたものでした。 ところが、ごく最近厨房と素人(老人)たちの間に、以下のようなメールに依るやり取りがあった。

 

提案   (9月13日)

 

この施設(おそらく、他の施設でも)では、年来、メニューに「焼き云々」と有っても、実際に「焼かれていること」は、滅多に無いとい苦情があります。

 

ザイグル(ZAIGLE)と言う名の「焼き器」が売られています。 大型のものは、パーテイなどで使われているようです。 「売り」は、室内でも煙が出ないところにあります。

 

ご検討になっては、どうですか? 

 

回答  (9月14日)

 

施設のお食事での焼き物(焼き魚)類は、正直、スチームを使って蒸し焼きにしておりますので、どうしても焼き物からはちょっとイメージがは離れてしまうかもしれません。 骨を取り除いた魚を調理するため、スチームを使わないと身が締まって、硬くなってしまいます。

 

 

これでは、永遠に、老人(素人)の願いは、叶えられそうにありません。 どうした良いのでしょう?