鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

状況対応(Situational)

孟母三遷:。。。孟子は、『居は気を移し、養は体を移す』と言ったが、これを現代風に.アレンジするなら、前段は、良い住環境が良い人格の元になるだろうね。  もちろん、後段は、良い食生活が健康には大切だと言っているのです。(Web)

 

メトロノーム同期現象:。。。。板の上に複数台の メトロノームを置き振動させると,はじめはバラバラに振動していても互いに影響を及ぼし徐々に振動の位相が揃っていく。 これがメトロノームの同期現象である.。。。(竜谷大学理工学部

 

混住老人ホーム

ある有料介護付き老人ホームの入居条件として、案内書の冒頭に

  自立  要支援  要介護1~2  要介護3~5  認知症相談可

と記されています。

 

自立者は、もちろん 要介護3程度までの人は、一般に「知的レベル」は、「健常(正常)」、ないし、健常(正常)に近い程度に保たれています。 しかし、認知症患者となると、知的レベルは、「無」、ないし「暴」に近くなっています。 それでなくとも、高齢者は、一般にボケる傾向にありますから、老人ホーム内の「健常(自立)者」と「非健常者」の混雑は、目も当てられものとなります。 しかも、互いにメトロノームのように影響し合って同期するので、老人ホーム内は、健常者(自立者)にとっては、精神的に耐え難い生活環境になります。

 

孟母三遷」の故事(箴言)にもあるように、知的に健常で自立する老人なら、(我が子の人格育成のたでなく)、自分の人格を維持するためにも、環境を変えたくなります。 しかし、老人ホームは、「格子無き牢獄」です(以前に、記した鉄道大臣のブログ「格子無き牢獄」参照)。 既に、高額の一時金を払って、(家族が?)当人の拘束(介護)を依頼してしまっています。

 

状況対応とは、状況(環境)に合わせることですが、現代の有料老人ホームでは、入居者本人には、環境転換の自由は、限られています。 極論すれば、その自由は無きに等しいのです。 三遷どころか、一銭も無いのです。 人生が100歳に延びた今日では、これは由々しき問題です。

 

人生が100年に延びたとされる現代の有料老人ホームは、メトロノーム同期現象と提供する食事の低劣さとを考え合わせると、精神的、そして体力的にも健全であるべき高齢者を小児化させ、痴呆化させ、健康を劣化させますから、現代の有料老人介護付き老人ホームは現代社会に「善」ではなくて、「悪」を為しているのです。 人生が100年の今日では、こうした「世に仇為す悪事業」、「悪行為」を認め、推進する行政、かつ、それに依って金を儲ける偽善的事業は糾弾されるべきでしょう。

 

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参照:鉄道大臣のブログ:

  1. ボケを誘う混住老人ホーム
  2. 老人の食の陣
  3. 老人食の盲点
  4. 気が咎める
  5. 格子無き牢獄  
  6. その他 多数の老人ホーム・シリーズ・ブログ

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