鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

万事、遅きに失す

老人は、何をなしても、物事の処理が遅いことは、先に別のブログで述べた。

この「遅きに失す」ことが、諸事の支障をきたすことを、改めて述べたい。

 

順番

日本人の美徳の一つに、「何事にも老若男女の別なくキチンを順番を守る」というのがある。 雨雪の日混んでいる時、急いでいる時などのタクシー待ちの順番、小便を催したい時の混み合った便所での待ち順番、買い物の順番、外国人(特に、隣国の礼儀知らずの輩とホテルなどで、ブッフェ・スタイルの朝食)朝食待の順番etc.どの順番も、品格ある日本人としては守らなければならない。 

  • タクシー乗り場が目の前に見えていても、そこまで歩くのが辛い。 そこへちょこちょこと、若造(特に、餓鬼)が、割り込んでくる。
  • 小便を催すことには、老若男女の区別はない。 急ぐのも同じである。 いや老人の方が、頻度が多く、膀胱が小さくなっている(?)。 早く、「しない」と漏れる。 (日本の街には、公衆便所が少ない(?)、あっても汚い。 買い物も無いのに、最寄りのコンビニを探す)
  • 俺だって、これが買いたい。 そして早々と立ち去りたい。 ところが、レジが遠い離れたところにある。 走れない。 ちょこちょこ割り込んでくる馬鹿者が居る。
  • 俺も、腹が減っている。 朝7時に、キチンと開店(食堂)を待っていた。ところが、礼儀知らず(?)の隣国からの訪問客の集団が、訳のわからぬことをぺちゃくちゃ喋り合いながら、我勝手にテーブルに載せられた料理を、自分達が食べられる量以上の量をどっさりとさらって行く。 

 

世間の馬鹿者は、特に専門家・学者と称する馬鹿者が、誰彼区別なく「歩くこと」は健康に良いという。 それでは歩こう。 雨・風・雪の日は除いて、なけなしの元気を振り絞って晴天の空の下を、「空(上)を向いて歩こう。

 

しかし、高額の「ステッパー」でも買わない限り、歩くのは、「外」になる。 散歩途中で、突然の雨でタクシーに乗ることもあるし、小用を「催す」こともある。 人間(特に、日本人)には、至る所に「待ち」」あり。 オリンピックの外国人の「おもてなし」だって? 「脚下照覧!」 オモテナシが必要なのは、諸君のビリケツのご先祖様なるぞ。 もう既に「高齢者敬老はやっている?」。 

 

敬老の日」の設定、その他諸々。 口先だけだ。

 

♬ 上の駅から九段まで

かってしらないじれったさ

杖を頼りに、一日がかり

倅来たぞや、会いに来た ♬ 

(石松秋二:作詞)

 

そう言えば、日本の街(特に、東京・横浜)には、「坂」が多い。 何処へ行くにも、「杖を頼りに、一日がかり」に赴く「台」や「坂」、「山」を冠する地名が多い。 万事、年寄り向きではない。 でも、高齢老人の数は増えつつある。 

事に当たって、それを未然に処する手立てはないのか?  仮に、事に処することがあるにしても、「万事・遅きに失する」ことばかり。 

 

高齢者への配慮は、「あから様のこれ見よがしのもの」ではなく、「さりげなく・床しい心使い」であって欲しい。 見え見えのわざとらしい介助・労り(いたわり)は、日本文化にはそぐわない。 高齢者にも、自尊心があり、誇りがあるからだ。 タクシー乗り場で、高齢者の先回りするのは、以て(もって)の外。 ゆっくりと高齢者にペースを合わせて歩いて、ちょうど「焦る高齢者」の後ろに立ってタクシーを待つ心遣いが、高齢者への「ねぎらい」である。

 

「♬オリンピックの顔と顔♬」も、前回のオリンピックの歌。 遅いかな!