鞍馬天狗

夢寐のたわごと

グローバル(地球的)

従来は、盛んに「インターナショナル(International)」ということを言ったが、 この言葉は、「国際」と訳されていた。 際は、2つ以上の国が存在することを前提としている。 つまり、複数の国の「境界」が、「際」である。 現代は、国際よりも、「グローバル(Grobal)」という言葉の方が好んで使われる。

 

インターナショナルとグローバルは、使う立場の視点(認識のあり方)の相違いを除けば、殆ど同じ意味の言葉である。 しかし、この認識のあり方の違いは大きな意味を持っている。 世界の人達が、自分の「国」の意識から脱却して、「世界=人類」を意識するようになってきたのである。 

 

注:「Panasonicパナソニック)」は、1955年の輸出用高性能スピーカーに使われたロゴ、PanaSonicからで、「全ての」の意味のギリシア語PAN」と「」を意味する英語SONIC」からなる。 海外で「National」の商標が既に登録・定着。 「ナショナル」という響きが「国家主義」と取られかねないので海外向けのブランドとして「パナソニック」を制定。 「XX電器の音をあまねく世界へ」という意味を込めている。 現在のロゴはヘルベチカでの文字を少し変えたもの。 色は1974年に海外向けCIマニュアルのPANTONE293をそのまま継続。。。。(Web)

 

意識してか、せずにか、1955年の時点で、すでに「全て」の意識は芽生え、使われていた。 「ナショナル」という国家に閉ざされた意識を、「世界=地球」全体の意識へ飛躍させていたのである。 今日の「グローバル」と言う言葉の使用は、国民の意識を「地球民=人類全体の意識」へ高めるものである。

 

現代は、国家間の競争、争闘(戦争)を卒業して、諸民族・諸国家の共存、さらには、宇宙に於ける「共存」を模索すべき時代に向かっている。 いまや、大名諸藩による政治を解消して、日本国として止揚・統一した経験を踏まえ、日本国から、アジア、世界へと止揚すべき時代が訪れているのである。