鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

相乗作用

相乗作用は、良い方向にだけ作用するものではない。 悪い方向へも作用する。

「安物買いの銭失い」と「試行錯誤」が、相乗的に作用すると、高く付くことがある。 最初は、どうせ試行だら、「とにかく、買ってみょう」とは思うのだが、その時、「どうせ買うのなら、安い方にしておこう」と考えるものだから、その「試行」が多くの場合、錯誤に終わってしまう。 安いものに、ロクなものはないからな。

 

安い、ロクでもないものは、気にいらないことが多い。 その結果、一度買ったものを「また」買うことになってしまう。 こうなると先に買ったものは、ムダになるし、結局、同じ目的のために二重に買うことになるから、結果的に高く付くのだ。 二重買いの時に、「つましくする精神」が働くと、下手をすると、三重買いにもなりかねない。

 

注:つましい【倹しい】 

ぜいたくな生活をする余裕がなく、倹約につとめる様子だ。

新明解国語辞典 第七版」

 

この悪循環から、逃れるためには、どうすればよいか。 安物を買うことを、初めっから、止めれば良い?  それでは、初めっから、高いものを買うことになる。 それでは、「安物買いの銭失い」のと言う箴言の意味がなくなる。

要するに、ケチンボ、いつまで経っても、ケチンボでおれ!と言うことですな。

以上、拳拳服膺すべきです。

 

けんけん-ふくよう【拳拳服膺】の意味

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)

人の教えや言葉などを、心にしっかりと留めて決して忘れないこと。両手で物を大切に捧ささげ持って胸につける意から。▽「拳拳」は両手でうやうやしく捧げ持つ形容。「服膺」は胸にくっつけることから、よく心に留めること。「服」はつける意。「膺」は胸の意。

拳拳服膺の出典  『中庸ちゅうよう』八章