鞍馬天狗

夢寐のたわごと

教える順序

私は、運転免許を持っていません。 仮に、持っていたにしても、辞退すべき年齢に達しております。 しかし、運転免許を取得したことはあります。 しかも、外国です。 いわゆる、ペーパー・ドライバーで終わりました。 しかし、認知症は患ってはおりません。 恐らく、今後も相当長くの年月の間、生きるでしょうし、認知症を患う恐れもないと思います。 

 

私は、過去40年ほどの間、教育、とくに海外、国内の企業内教育訓練の仕事に携わってきました。 そこで、烏滸(おこ)がましいのですが、教育訓練の進め方を、「車の運転」になぞらえて、少し説明したいと思います。

 

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注:
そもそも「烏滸(をこ)」とは何か、要は「ばか」とか「あほ」とか言った類の罵語なのだが、その程度が違う。 烏滸(をこ)は「笑いたくなるほどに愚かなさま」「思慮の足りない行いをする人」というように一ランク上なのである。  「烏滸がましい」「烏滸の沙汰 」もよく使う。「痴」「嗚呼」「尾籠」(後にびろう)とも書く。

「烏滸」は、後漢時代の中国で黄河や楊子江に集まる喧しい人達をさしていた。  これは、喧しいことをカラスにに喩え、水際を意味する「滸」から「烏滸(おこ)」 としたもので、意味が似ていたために用いられた漢字である。 ...
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まず、物事を習う最初は、先賢の人たちの経験・思考の結晶である先賢の人たちが残してくれた「教科書」に従って習うのが良いでしょう。 いわば、先賢たちが引いてくれたレール(線路)に従うのです。 先賢の引いたレールにも、色々な線路があります。 まずは、確実な「JR(国鉄)」が安全です。 習い進む内に、大手・準大手ローカル鉄道に乗り換え、さらには、小さな地方鉄道へ乗り換えて行くのも良いでしょう。

 

鉄道運転に慣れたら、次は、自動車の運転です。 最初は、当然、路線バスの運転です。 路線バスの運転に慣れたら、次は、定期観光バス、契約観光バスなど、比較的自由に走りまわれる自動車の運転です。 地上車の操縦運転に慣れてきたら、そうこうする内に、自家用車運転を含めた地上移動機関の運転には、熟達するでしょうが、航空機の操縦へと腕を上げて行きます。 

 

航空機操縦にも種類があります。 管制官の指示に従う定期航空機操縦に慣れてきたら、次いで、比較的自由に飛ぶ臨時便航空機操縦、設定された目標を目指して飛ぶ軍用機操縦へと進んで行きます。 

 

こうして独り立ち操縦が出来るようになったら、次は、自家用機、そして、晴れてのロッケット操縦へ進みます。 天高く、宇宙の彼方へ自分の意思で飛んで行くのです。

 

こんなことを、長々と「先生面をして述べるなど」、私もよっぽど「尾籠(おこ)」ですねえ。