鞍馬天狗

夢寐のたわごと

老人党異聞

私は、レッキとした老人である。 先日、「結党!老人党」と言う題名の長編活動写真を(アマゾン経由の無料見放題DVDを通じて)見た。 現代の若者なら、これは「映画」、乃至「長編テレビ・ドラマ」と呼とも呼ぶであろう活動写真であったが、面白かったし、有益であった。 

 

この活動(活動写真の略語)を見て、この私にも豁然と悟るところがあった。 私は、老人ホームと呼ばれている「ウツケの館(姥捨て山)」に住んでいる(関東地方に人なら、「バカの館」、わたしが生まれ育った地方の方言なら「アホの館」と呼ぶであろうが、馬鹿にしても、阿呆にしても、言葉の座りも、響も悪い。 そこで、私は織田信長木下藤吉郎豊臣秀吉を呼んだように「ウツケ」を選んだ)。 

 

ウツケの館には、文字通り「ウツケ」が多く住んでいる。 ウツケが多い理由は、ウツケを(彼らの家族から金を巻き上げて)掻き集めること、また、この館に住んでいるとシンドローム現象のためウツケに成り易いこと、にあると思う。 私が活動:「結党!老人党」を見て、悟ったこととは、世の中には、「ウツケばかりでなく、健常な老人の数も多い」ということである。 年をとると認知症という名の病が忍び寄るそうだが、この病(やまい)には、日常、自分で採り得る、また医者の施し得る対策がある。 

 

いかに年を取ると、自然にボケて行くとは言え、その傾向に拍車を掛けるのは、老人を「ウツケの館(姥捨て山)」へ押し込み、ウツケの館のシンドローム現象を誘発することであり、適切な対策を十分に取れば、故日野原重明、現存作家佐藤愛子、現存文学博士外山滋比古の如く(2018年現在)、健全、かつ長命であり得る。 従って、「老人党」結党も夢ではない。

 

私は、党是も、提唱する政策もなく、国会に蔓延る(はびこる)悪党、嘘つき大臣、官僚、与野党の税金泥棒議員、等の追求と排除を、ひたすらの目的とする「老人党」に私の清き一票を投じたい。 老人が出来ることは、ムダ・無益な政策論争で日を過ごす国会議員たちへのムダ・無益な給与・手当を無くし、かつ、すべての税金の無駄遣いを排し、健康に楽しく過ごせる世界を子孫のために残すこと、つまり、「清き国会」を残すことである。