鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

Et tu Brute? (ブルータス。お前もか?)

ご存知、シェークスピアの悲劇「ジュリアス・シーザー」のシーザーの最後の言葉です。 この種のアナクロニズムは、ローマ人シーザ-にキングズ・イングリッシュを話させる、劇作や小説の世界では、良くあることです。 何度、言ってもダメな場合には、「またしても!」と日頃の信頼を裏切られたときには、良く発する言葉です。 ラテン語で、「またか?」と言うのも、ご勘弁下さい。

 

二階浴室の着替え室にあるトイレのドアーが、「張り紙」があるにもかかわらず「またしても!」開いていました。 「張り紙」がダメなら、現行犯を捉えて、「トチっちメル」というやり方もありますが、私は、そんな方法は採りません。 第一、犯人が分からないじゃありませんか。

 

私なら、「褒めます」。 ドアーが閉まっていたら、「報奨」を与えます。 誰に?

ご心配無用、大判振舞です。 二階の当日、出勤していた(風呂当番だった)全職員に「ポイント」を上げます。 ドアーが開いていたら、「ポイント無し」です。 ポイントは、ポーカーなどで使う「チップ」、あるいは麻雀で使う点棒が良いでしょう。 丸型のチップの方が、「貯チップ」し易いので、チップの方が良いかも知れません。 プラスチック製、ブリキ製、貯チップ箱なら、¥100シヨップで売っています。

 

私も、40歳越えた娘(内二人は50歳超え)を合計3人持っていますが、彼等も、「点数(ポイント)」集めに熱心です。 施設の若い職員たちも、ポイントを貰うは嫌いじゃないでしょう。 誰が?、ポイントを、いつ?どんな場合?

基本的にこれは施設長と補佐の仕事でしょうね。 補佐(とて若い女の子)へのポイントは、施設長。 施設長(施設長とて老いぼれじゃありませんが)へのポイントは、入居者が、それぞれ「与えます」。

 

「よい」と思ったら、ポイント付与責任者が「即座に」、ポイントを手渡しする。

(フィードバックは、イミデエイトな方が効果的)ポイントの相対的価値は、世間では、一ポイント一円としているようですが、施設内では、「生活相談員」がよく知っている麻雀の点棒の価値に同じ、つまり、100点棒、1000点棒、5000点棒、10,000点棒。 1000点なら、およそ一円? でも、お金は渡しません。 年に一回程度(例えば、職員親睦会)、皆の前で貯蓄点相当分(1000点一円)の品物をあげ、表彰します。 要は、「良い事実」を認め、「手柄を人に与える」のです。