鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

人生の発想の転換 (IT、およびパソコン)

人生、100年が語られるように成ってきている。 人生観の枠組の基本が変わってきているのである。 このことは、未曾有の「社会革命」の到来を意味している。 従来は、固定された「老人観」:背を曲げ、杖を突き、トボトボと歩く老人が存在した。 このような固定観念に基づいて、行政は、次のように老人(高齢者)を定義している。

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人口統計における区分[編集]

各種公的機関が行う人口調査では、64歳以下を「現役世代」(5歳以下を乳幼児、6~14歳を児童、15~34歳を青年、35~64歳を壮年)、65~74歳を「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と区分している[4]。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ウイキペデイア)

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パーソナル・コンピューター(PC:パソコン)が普及してきている。 上記の定義に依ると、前期高齢者辺りが、パソコン習得の限界のように思える。 しかし、近頃は、中学校でも、ITを概念的に教え、PCを具体的に指導するようになってきていると聞く。 ところが、今のところ、前期高齢者たちに取っても、ITの概念の理解はもちろん、PCの実際的活用すらも困難らしい。

 

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IT: 「情報技術」のことで、コンピューターやデータ通信に関する技術の総称。 その言葉の意味は広く、情報通信分野の基礎技術から応用技術の範囲にまで及ぶ。 

具体的には、コンピューターやインターネットを中心とするネットワークを意味する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デジタル用語辞典 - IT用語解説

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早い話が、パソコンを使って「メール」を遣り取りすることは、現代の壮年女性にとっても、難しいらしい。 ところが、青年時代以下の若い人たちにとっては、スマホの活用は、日常のこととなっている。 ところが、人生の基本的枠組が、従来の60~70歳ぐらいから、100歳に伸びた現代では、壮年女性に取ってはもちろん、ましてや壮年男子のスパホやパソコン利用は、常識のレベルのものであらねばならない。 従って、前期高齢者はもちろん、中期高齢者にとっても、スマホ、パソコン活用は、不可避の問題になりつつあると言えよう。

 

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教育におけるICT(情報通信技術)活用は、子供たちの学習への興味・関心を高め、分かりやすい授業や子供たちの主体的・協働的な学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)の実現上で効果的であり、確かな学力の育成に資するものであるといえる。 また、ICTの活用によって、一人一人の子供たちの能力や特性に応じた「個別学習」や、子供たちが教え合い学び合う「協働学習」の効果的実施が可能になる。 さらに、特別な支援が必要な子供たちに対して、障害の状態や特性等に応じて活用することは、各教科や自立活動等の指導においても極めて有用である。


教育におけるICTの活用は、「日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定)」や「第2期教育振興基本計画(25年6月14日閣議決定)」、「世界最先端IT国家創造宣言(25年6月14日閣議決定)(26年6月24日一部改訂)」などにおいて位置付けられています。また、26年4月には「ICTを活用した教育の推進に関する懇談会」を開催し、8月末に報告書(中間まとめ)が公表された。 さらに、26年9月から、教育再生実行会議第1分科会においても議論を行い、27年5月に第七次提言が取り纏められた。その中で、ICT活用による学び環境の革新や情報活用能力の育成などについての今後の方向が示されている。
文部科学省では、教科指導等におけるICTの効果的活用によって子供の主体的・協働的な学びや学力の向上を実現することを目指している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・㍻26年度文部科学白書

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以上の「白書」の文面の「子どもたち」を「高齢者」に読み替えてみると良い。 人生の長さが、100歳までストレッチ(伸びた)した現代では、いわゆる、大人や高齢者にも「若さ」の残り滓がある。 

 

子供は、人類の(日本の)将来に関わっている。 たとえ、過去の遺物だとしても、高齢者は、人類の過去に関わり、貢献してきた。 その高齢者を「使い捨て」にするとは、おぞましい。 ましてや、高齢者の未来は、「まだ、使える」状態へ伸びてきている。 老人の生き甲斐のためにも、ぜひ、老人にも、ICTを教えて貰いたい。 国政選挙じゃないが、人生最後のお願いです。 教えるにしても、プライオリテイ(優先度)が違う? 後回し? 同じ言うにしても、それはなかろう。  

 

それでは、やっぱり体の良い「使い捨て(姥捨て山行き)」ではないか。 ICTで、何度かトチるかも知れない。 しかし、最近のコンピューターは、何処かにデータを必ず保存しているから、絶対にやり直しが効く。 国会答弁のように、「資料は、削除しました」では、通らない。 汚いかも知れないが、高齢者のミステイクスの尻拭いをする。 ここでこそ、現代の若者の太っ腹を見せて欲しい。 それが本当の親孝行である。