鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

老人ホームの水害

ある日、私が棲む老人ホーム(施設)の廊下に積み上げられた段ボール箱の多さに、驚愕した。 日頃は、気もしていなかったのだが、ダンボール箱の外側に印刷された内容説明を読むと、どれもこれも、サイズこそ違え、おむつの山。

 

この施設には、80人を超える老人が棲んでいる。 聞くと、大部分の人たちが、オムツを使っているという。 年をとって、夜中、寝小便をする連中が多いのだ。 私は、以前、この施設を「ウツケの館」と呼んだ。 それほどに、この施設には、ボケ老人、認知症患者が多く棲んでいるのである。 

 

今や、卒然と悟るところがあった。 この館は、「うつけ」で溢れているどころか、小「水」で溢れているのである。 同じ「水」でも、「小」が付くと、「色」と「臭」いまで付いてくる。 この館は、芬々(ふんぷん)たる黄金水で溢れているのである。 道理で廊下を歩いている時になど、ドアーの開いている部屋の前を通りかかると、心なしか、うたかた(泡沫)の微かな香りがするような気がする。

 

この漲る(みなぎる)「臭気」は、健常な鼻を持つ身には、「水害」以外の何者でもない。 若き女性たちの華やぐ柔肌の香りを期待しているのに、老いたる女性のこわ肌に漲る「香り」を嗅ぐのは、まことにイカン(=関西弁にあらず、如何と読む)と言わざるを得ない。⬅(セクハラか? お許しあれ、女性の方が寿命が長い)。

・・・・・・・・財務大臣に非ず、鉄道大臣なり