鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

生前他界

80歳代前半が、生前の目安?

 

高齢者が、「不用意に転倒して、骨折し、その結果寝たきりにならない為には」、云々。 こうした高齢者向けの生活助言が、写真入りで、動画入りで、丹念に、多くの機会に、何回と無く、手を変え、品を変え、述べられてきている。 しかし、いつも例外なく、相手は、70歳前後までの年寄りに向けられている。

生命保険の被契約者保険者募集も、「80歳でも入れます」と謳っても、85歳がギリギリ、それより年上は、「お呼びじゃない」。 86歳越えたら、寝たきりが当前。 起きて動いている方が「変」。 86歳以上は、他界する方が自然。

 

 

促される保健注意

 

テレビ放送番組、雑誌記事、書物などで、高齢者に向けられる健康上の注意は、殆どが70歳前後の人たちを中心に向けられているので、80代以上の人たちには与えるべき健康上の注意が無いかの如く感じられる。 80歳を越えたら、充分に生きてしまったのだから、その後の人生は、生きていること自体が稀有として扱われる有様である。 若者よ。 還暦とは、良く言ったものだ。 

 

 

生きる屍

 

居ても居なくても、日本人口の頭数(あたまかず)には入るようで、入らない。 場所塞ぎだが、飯だけは食う。 何が為に、金がいる:消費税、食費、生活費、その他諸掛費は入る。 家賃も取られる。

 

 

仙人

 

寿命100歳は、空念仏だ。 施策は、すべて、「高齢者介護」に向けられるが、介護される高齢者とは案外に若者。 90歳を越えたら、他界に住む仙人、この世の人ではない。