鉄道大臣のひとりごと

老人ホームで過ごしながら徒然に考えたこと

孤独担当大臣(A) (Minister for loneliness)

イギリスの話ですが、2018年1月18日付けで、新たに、Minister for  loneliness の(孤独担当大臣)の任命が発令されました。

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Andrew Hall  翻訳会社「株式会社フェーズシックス」代表取締役

1.Loneliness. 

2・Solitude. 

3.Isolation. 

"Loneliness" は一番一般的に使える言葉ですが、"Solitude" と "Isolation" も文脈によってよく使います。 で、「私は孤独を感じる」は英語で "I feel lonely" になります。

"Loneliness" と "Isolation" はいつも悪い意味で使いますが、"Solitude " はよい意味でも使えます(一人の方が良い、と言う時など)。 (この言葉には)静かなイメージがあります。

"Isolation"は、上の三つの中一番意味が強いのです。 ご参考になれば幸いです。

アンドリユー・ホール

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日本語にも、「孤独」を表す言葉がいくつかあります。 「寂しい」、「侘しい」、

「薄淋しい」、「薄寂しい」、「物寂しい 「うら寂しい」 、「隔離」、「孤独」、など。 一番、意味の強いのは、おそらく「隔離」でしょう。

 

群衆の中の孤独と言ったりしますが、群衆の中に居ても寂しいことがあります。

家族から隔離され、老人ホームの気の触れた仲間たちの間に置かれていると、独り孤独感を味わうこともままあります。 老人ホームの仲間は、仲間とは言い上。仲間ではないのです。 一人一人が、独りで、虚ろの頭で暮らしているのです。

英語のloneliness を「孤独」と訳したのは、おそらく適訳でしょうが、lone

は、心理的な感じ方だと思います。 その意味で、「孤独担当」よりも「孤独さ介護」の方が、より適切な感じがします。 まして、「大臣職」なのですから、単に、高位にあって、「のほほん」としているだけではなくて、積極的に寂しがっている人達の寂しさ、孤独感を救う働きをして貰いたいものです。

 

加えて、「胸筋を開き合って」、「腹を割った」、安心心して話が出来る生活を社会全体に、漲らせて貰いたい、と願います。 もう生き終わった粗大ゴミとして高齢者を扱ったり、裏店にひっそりと孤独をかこつ貧乏人をないがしろにしたり、息苦しい社会の抑圧に苦しむ若者を排除しようとしたりする空気の薄い社会は、早晩、払拭したいものです。

 

何しろ、先進国イギリスのことですから、日本の「事なかれ主義」を貫く諸大臣諸侯や諸高官のように、「給料」だけを狙っているのではなく、この孤独担当大臣職の新設は、首相の率先によるものですから、と思います。 しかも、孤独は、「健康長寿:リンク、拙ブログ6月7日発表。」の敵です。

 

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首相(テリーザ・メイ:英国首相)は、9百万人が頻繁に、あるいは常に孤独を感じているという調査を引用して、「人が多すぎる現代生活の孤独は、悲しい現実です」(と述べ)。

「私は、社会が、この挑戦に直面し、私たち全員が、高齢者や介護者、愛する人を失った人、つまり、話をする人がいなくても、自分の考えを共有している人によって耐えられる孤独と経験 (を社会に与えたい)”、と続けました」"…

(ウイキペデア:編集)

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幸か、不幸か、まだ日本では、高齢者が激増し、生活の競争が激しくなってきている今日に至るも、「孤独さ介護官」は任命されていません。 たとえ、後追いであろうとも、日本の諸官庁も既定事実の隠蔽ばかりでなく、取り急ぎ、このイギリス女性首相の先例に追いつくことを願うのみです。