鞍馬天狗

夢寐のたわごと

もみあげ

「もーみーあーげ」は、散髪屋が仕上げの最後に気を使う箇所である。 あるスーパーマーケットに併設された子供客(買物ついでにママに連れらてきた)の多いへーアカット店で、子供の再訪を願って、散髪が終わる頃、子供客の機嫌取りに、菓子、飴、など「安価な品物」を景品として与えていた。

 

散髪が終わるやいなや、間髪を入れず、「お土産?」と、散髪サービスを受けた子供の耳にささやく。 子供のこと、喜んで、手を出す。  これがこの店の販売(?)戦略の一つらしい。

 

私も、この店へ行ってみた。 散髪も終わろうとする時、担当の理髪師、私の耳の傍で、「お土産?」とささやく。 馬鹿な! ず~うっと今まで、残り少なくなった毛の間に垣間見えるハゲ頭を確認したばかりではないか! このお爺ちゃんに、「お土産?」。 「冗談も、いい加減にしろ」と思ったが、良く考えてみると「も・み・あ・げ?」と尋ねているのかも知れない。

 

口で、かるく言ってみてご覧。 「お・み・や・げ」と「も・み・あ・げ」は、サウンドアライク(響きが似ている!)。 怒らなくて良かった。

 

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もみあげ 揉み上げ

the tuft of hair under the temple

長く伸ばした〉 《主に米国用いられる》 sideburns; 《主に英国用いられる》 sideboards.

研究社、新和英辞典