鞍馬天狗

夢寐のたわごと

パワハラの風土

この国には、パワハラの条件が漲っている。 この国では、「天が人の上に人を作って」いる。 パワハラのみではない、セクハラもそうだ。 ハラハラする条件が漲っている。

 

考えても見よ。 敬譲の心は、一方を奉り(たてまつり)、他方を卑しめる気風を育てている。 一方が偉く、他方が偉くない。 一方が強く、他方が弱い。 

一方が持ち、他方が持たない。 一方が威張り、他方が謙(へりくだる)。 それを当然、美風と受け止める風土は、ハラスメントを植え、育てる土壌である。

 

政府内に忖度が蔓延り(はびこり)、学校内に虐め(いじめ)が漲るようでは、「ハラハラ」せざるを得ない。 敬譲の美風を活かしつつ、ハラスメントを無くすには、如何に為すべきか?  敬譲の心は、意識の問題である。 意識改革が、その第一だと言える。 

 

文明開化の時代から、150年経ったとされるが、この国では、未だ、身分の上下が問題にされている。 「分」際を心得ることが求められる封建的社会では、否応なしに、何らかの形のハラスメントが起こる。 ハラスメントが、社会的当然だからである。 姑が嫁をいびる。  金持ちが貧乏人を見下す。 貴種(華族、上流社会人、?)、及びその子孫が、肩で風を切れる:そのような社会の改革が必要なのである。 ハラスメントを無くす事を求めるのなら、意識の改革を進めるべきである。