鞍馬天狗

夢寐のたわごと

小便小僧

殆どの人、特に女性は、誤解している。 おそらく、小便小僧のイメージがこの誤解を強めているのだろう。 男は、立ち小便をするが、公衆便所では複数の小便器の前に立って、小便をするのが普通である。 

 

その際に、「砲列」とよく例えられるように、何人かが並んで、小便小僧のように、一斉に「シャー」と小便を出すと思われている。 ところが、男性諸君、特に、老齢の男性なら、良く知っているように、小便の流れは一本ではない。 複数の流れで出る。 若い時には、その複数の流れが、撚り合わされて、一本の流れとして勢いよく発射されるが、年老いると、時にチョロチョロと、でも、時には、残る元気を奮い立たせて、わずかの弾丸を便器めがけて、さあ~と流がす。

 

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海綿体[編集]:陰茎の内部には、左右1対の陰茎海綿体とその下側を通る尿道海綿体の計3本の海綿体が通っている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(医学博士故日野原重明

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しかも、流れが便器に到達すると、スプラッシュ(飛沫)が飛ぶ。 小便の到達点は、「足元」である。 複数の流れ(滝)の飛沫が、足元へ飛ぶのである。

足元は、スラックス(ズボン)の裾であるのが普通であるが(裸足の場合は踝)、考えてみれば、自分の小便であればもとより、他人の小便であればなおさら、汚い小便を降り注ぐのである。 不潔極まりない。

 

便器の下方は、カーブが付けられていることも多いが、普通は飛沫を防ぐほど十分なカーブは付いていない。 ときに、便器の外へ放射する期せざる不始末をしでかすこともないではない。 まして、酔っぱらい男の隣で、小便せざるを得ない時には、「勘弁してよ!」と叫ぶ他はない。

 

トート、イナックス、ジャニス、その他、関係諸氏よ。 工夫を重ねて下さい!