鞍馬天狗

夢寐のたわごと

想定爺

小説に出てくる爺さんは、50~60歳以上。 

その筈、我々のイメージには、それ以上の年の人は少ない。 

死んでいるからだ。 

山へ芝刈りに行く「お爺さん」も、田舎の家の庭で孫と遊ぶ爺さんも、

どの爺さんのイメージも若い爺さんである。 

我々が、ヴィジュアライズできる爺さんと

イメージにある爺さんとは、違うのだ。 

我々がイメージする爺さんは、脳に残る写真(静画)であるが、

ヴィジュアライズする爺さんは、「生きている脳」が写し取る「生画」である。 

言い換えれば、過去の爺さん(イメージ)と

現在の爺さん(ヴィジュアライズする活画)の相違である。 

 

鞍馬天狗の戯言