鞍馬天狗

夢寐のたわごと

雁字搦め(がんじがらめ)

雁字搦め
1. ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。「雁字搦めに縛りつける」
2. 束縛が多くて自由な行動がまったくとれないこと。「規則で雁字搦めにされる」
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規則(きそく、ルールとも言う)とは、人の従うべき準則であり、主に文章によって規定されたものをいう。 なお、規則に定められたものを原則(げんそく)、または本則(ほんそく)とも呼ばれ、規則に規定されていない事項については例外(れいがい)と称される。

個別の名称にはさまざまなものがあり、規則のほかに規制、規程、規定、規約、基準、規準などがある。 また、ある物事と別の物事との間に一定の関係が見られるとき、その関係を規則あるいは法則ともいう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ウイキペデイア)
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相手の首をきつく締めると、相手は苦しいので藻掻く(もがく)。 相手は藻掻くと、思いがけない逆襲をしてくることがある。 田沼意次老中の重商主義的な腐った政策が賄賂を横行させ、清廉と期待された松平定信の政治には、厳し過ぎる弊害が有り、疲弊を呼んだと言われる。

「白河の清きに魚も 住みかねて もとの濁りの 田沼恋しき」という狂歌があります。 この狂歌に歌われた松平定信は、現在の福島県白河の藩主であったのですが、彼以前に老中首座を務めた遠江相良藩田沼意次重商主義的な利権を重んじる政策を改めて、農本主義的でクリーンな政治を進めて、田沼の利権だらけの濁った政治を「白河」の如く引き締まった政治に変えようとしました。

ところが、案に相違して庶民たちは、「厳しく息苦しい、倹約や倫理道徳や規則を求める、生活し辛い政治」よりも、「景気の良い、ルーズな政治」の方を望んだのです。 庶民は「厳しく苦しい生活」よりも、少々の堕落が起こるにしても「ルーズな」息苦しくない生活の方が良い、と考えたのです。

規則は大切です。 しかし、その運用は、更に大切です。 「手心(てごころ)」
という言葉があります。 規則にも「心」を込めた運用が大切なのです。 規則は、多くの人の過去の経験から一般化された「経験則」として編み出されたものです。 

ところが、その適用は、現在の人へ、個別的に当てはめられます。 心は、個別的なものです。 人が、そして時代が、違えば、心も違ってきます。 運用の妙は、規則を当てはめる個々の人の、当てはめられる個々の人間への「適用」の妙から生まれてきます。 だからこそ、「人間」なのです。