鉄道大臣

夢寐のたわごと

おかあさん!

古い話で恐縮だが、「お母さん!」と叫んで死んでいった仲間が、可哀想である。
昔、学校では、嘘を教えていた。 お国のために、身を犠牲にした兵隊さんは、死に際に、「天皇陛下バンザイ!」と叫んだという。 色々聞いてみると、ほとんどの若者は、死に際に「お母さん!!」と叫んだそうだ。 

首相夫人が「理事(?)」を勤めたという森友学園では、「父母に孝に」「兄弟に友に夫婦相和し」「朋友相信じ」「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」」と、幼稚園児に、金科玉条として教えたという。 「父母!」。美しくも、懐かしい言葉だ。
死ぬ時は独り、生まれるときは、二人、そして望むらくは、ウロウロと傍にいる「父」。 おかあさん! この言葉を聞くと、心の底から、懐かしさが滲み出てくる。

「両親」! りょうしん! この言葉ほど、我々の心を底から揺さぶる言葉はない。 そこに目を付けた商売がある。 「りょうしん!」  それだけで良い。 売るのに、説明は入らない。 それだけで売れる。 「りょうしん!」は、予約済みである。 努力して売り込む必要がない。 努力すれば、益々売れる。