鉄道大臣

夢寐のたわごと

肩すかし(続)

(必:肩すかし併読)


肩すかしとは、「情を求める相手に、知で応える(対応する)」やり方だ、と先に発表した「肩すかし」で確認した。 人間は情に流され易い。 知だけで、生きることは不可能である。 従って、激しい情、優しい情、密やかな情の区別はあるものの、総じて情を求めるのが、人の常である。 こちらが如何に「知」に勝ろうとも、相手の情は尊重すべきである。

血も涙もない人間は、嫌われる。 情け深い人間は、慕われる。 知に働けば、角が立つのも当然である。 いかに有能、溌剌でも、併せて情けを備えていなければ、人の上には立てない。 リーダー(指導者)は、知と情の両面を備え、その両方の的確な使い分けを心得えているべきであり、決して、他人(部下)に肩すかしを食らわせるようなことがあってはならない。

相手が情を求めているときに、知で応える(肩すかしを食らわせる)のは、そっけないばかりか、相手の気持ちを傷つける。 こちら がその気でなくとも、相手を侮ることなる。 言い換えると、心ならずも「上から目線」で見下すことになる。 「偉ぶる」リーダーには、誰も従わない。 偉ければ、偉いほど頭を低くすべきである。 決して、「肩すかし」を食らわせてはならない。