鉄道大臣

夢寐のたわごと

図書館学科

今は昔、私の仲間の多くは、死んでしまった。 同窓会名簿を見ても馴染みのある名前はちらほら。 その頃、珍し(いや、日本で唯一)だったXXXX大学文学部図書館学科も、小林旭の歌よろしく、♬昔の名前で♬「図書館学科」を懐かしげに語る時代となった。 今は、
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XXX大学文学部・XXX大学大学院文学研究科 図書館・情報学.  英語では XXX.文学部. . The School of Library and Information Science (略して:SLIS)
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と呼ぶそうが、♬昔恋しい銀座の柳(伊藤千夜子)♬、の感なきにしもあらず。
いつの間にやら、「情報」という新しい分野がヒッツイテきた。  ひっついてというよりも、「軒を貸して、母屋を盗られて」居るらしい。

この珍しかった昔懐かし学問を教える大学の数も増えて、今では、他にもある。 この学問に携さわる者は、いわば「本」と云うなの「なきがら」を扱う「葬儀屋さん」。 古今東西の外国人を含めた有名人、諸文豪の生身に直接触れることは無いにしても、本と言う名の「死骸=形骸」には触れる。

死骸は死骸、魂が籠もっていない。 数ある名著や書物のタイトルには精通していても、それはタイトルだけのこと。 中身は読んだのかいと尋ずぬれば、「読んでいない」と答えるのが、図書館屋さんの常のまた常。 

だが、格好だけでも、専門は専門。 図書館屋さんは、昔から「司書」という立派な肩書と職業を持っている。 たとえ、「死書」じゃないか、と侮られようとも、一端の知識人。 知ったか振りは、お手の物。 おまけに、XXXX大学という「後ろ盾」がいる。 司書商売、初めたら止められない。 名誉もあれば、金(給与)も付く。

図書が、情報へ膨らんできた頃から、「情報学」を目指す若者も増えてきたらしい。 Infoemation Science と言えば、なんとなく「神々しい」。 だが、よく考えてみると、本は確かに「図書」だが、情報は、図書の中身である。 いわば、情報の「皮」が本なので、図書館学・情報学と並べて唱えるのは、表装と本文を一緒にしているのである。

本の中身には、「名」著やそれを書いた「文豪」も存在する。 だが、「良い表装」、綺麗な「表装」はあっても、「名表装」などは、聞いたことがない。
Inofoemation Scienceは、科学として成り立っても、Book Coverの科学はありえない。 懐かしい「図書館学」と「情報学」を一緒にしたのでは、「味噌も糞も一緒」のそしりを免れまい。

XXXX大学の後輩たちよ! そして先生ズラした方々よ! あなた方は、最近の流れに押されて、味噌と糞を一緒にしている。 味噌は味噌、糞は糞。その辺りのケジメをシッカリと付けてくださいね。