鉄道大臣

夢寐のたわごと

チコちゃん

NHKの番組に出で来る「チコちゃん」は、バカでかい頭、女の子供、生意気な、だが愛嬌よい口調でしゃべる「キャラ」だから、なんとなく許せるが、あの口調でだんだんと相手を問い詰めてくると、問い詰められる方は、常に自分の行動や反応を理由根拠を考えてから取るわけではないから、その内に返答に詰まって、頭へ来るに違いない。 

あの口調は、紛れもなく犯人や罪人を問い詰める「検事」の口調、刑事の口調だから、問い詰められる方は、まるで自分が「犯罪人」として扱われているように感じる。 問い詰める側は、「言い負かした」快感を感じるだろうが、言い負かされた側は、返事に困り、極めて不愉快になる。

「問い詰め」は、自分は一段上の、上から目線でしゃべるのだから、気持ちが良いかも知れないが、問い詰められる側は、自分が馬鹿者、犯罪人として扱われるように感じる。 この「問い詰め口調」は、最悪の人間関係を生む。 問い詰め口調は、おそらく習慣から生まれるのだろうが、何度も繰り返している内に、ますます、自分は優れているという感じを齎す(もたらす)ようになり、習慣化が深まってゆく。

結果として、「嫌な奴」の印象を生み出す。 よほど、チコちゃんのように、格好やおどけた口調などの他の美点で繕わない(つくろわない)限り、嫌な印象が定着し、敬遠されることになる。 チコちゃんのような「賢い(?)」嫌な奴は案外い多い。 

なぜ、なぜ、と問い詰めて行くのは、止めた方がよい。 さもないと、あなたは独りぼっちになる。 問い詰められると、こころに準備のない相手は、返事に困る。 こうして困った相手は、何時の日か逆襲する。 あなたの隙きを見て、アタンする。 チコちゃんばかり見ていないで、自分を見ることも大切にしなければならない。