鉄道大臣

夢寐のたわごと

順番待ちⅡ

年齢から言って、自分の「番」が来て、当り前と思っているのに、その順番が中々こない。 周囲の人で当然と思われる年齢の人たちは、順番通り、バタバタと死んでいる。 姉も、兄も、あの先輩も、あの著名な音楽家も、あの芸能人も、あの女優も、共に発表される享年は、全て順番通りを示している、ように思われる。 ところが、何故か自分の順番が遅れている。

こんなことを「期待する」こと自体が変だが、人の世の定めがそうさせると知っているから、期待「外れ」が気になる。 この瞬間か、今日か、それとも明日か、待ちに待った死の瞬間は、いつ来るのか。 待ちたくないが、「その定め」が否応なしに、死の瞬間を「待たせる」。

死に、「事前通告」はない、と判っている。 死は突然に来る筈である。 自分の死を「予期(期待)」することには、問題がある。 期待するな! でも定めなら、「死」を予期せざるを得ない。