鉄道大臣

夢寐のたわごと

接点(せってん)

接点、これだな。  何事にまれ、「接」するとこに鍵がある。

物事は、一つだけでは、捗(はか)がゆかない。 「切磋琢磨」、「鎬(しのぎ)を削る」、「甲・乙を付ける」、「拮抗する」、「割勘にする」、「五分五分に分ける」、「伯仲する」、「覇権を競う」、「舷舷(げんげん)相摩す」、等々、また然り。 

たとえ相手が「敵」でも、呉越ですら同舟する諺がある。 独り芝居は幇間芸に有っても、夫婦喧嘩は、独りじゃできない。 蛍の光にも、同窓の仲間が居る。 孟母が配慮し点は、孟子が育つ環境と孟子自身の天与の才能との「接点(組合せ)」にあったと思う。

当人の功否を本人の才能の如何にのみに帰することはできないが、周囲の環境だけに限ることもできない。 当人が功を成し遂げるか否かは、当人と環境(時代)との「相性」、「行き掛かり(チャンス)」によるものと思われる。