鉄道大臣

夢寐のたわごと

リーダーシップ

目標による管理

今は、それほど聞かなくなりましたが、P・F・ドラッカーの経営学が華々しく話されていた頃、「目標による管理(Management By Objectives)」も喧しく論じられ、多くの企業で実行されていました。 しかし、多くの企業で、「目標管理」が採用され、実践されて…

目標の実現Ⅱ

先のブログ「目標の実現」の冒頭で、下記に挙げる論語からの引用を紹介しました。 この陳述は、リーダーシップの根源である課題の「目標」の性質を良く説明しています。 目標は、本来従う人々 ******************************…

目標の実現

論語には、「子の曰わく、其の身正しければ、令せざれども行なわる。 其の身正しからざれば、令すと雖ども従わず」とあります。 リーダーの在り方次第で、命令しなくとも、フォローアーは、目標達成に勤しむが、在り方が悪いと、命令してもフォローアーは、…

目標のベースになる価値観

リーダーが保つべき品格は、率いる人たちの嘱望に応えるものでなければなりません。 このような品格(資質)は、人々に好かれて、頼られる公平で正義に支えられた義侠心と力を備えた人物にみられるものですが、こうした資質(徳性、人格)は、(特に、若い発…

発想・着眼Ⅱ (リーダーシップ)

Lead(リード): 導く、案内する、連れて行く、~の先頭に立つ、~を先導する、の首位を占める、の主役を務める、等 Sanseido’s concise English~Japanese Dictionary 案内:様子を知っていて知らせること。導く:経路を付けて、そこへ至らせる。率先:皆…

発想・着眼 (リーダーシップ)

私は、長年「リーダーシップ」に関心を持ち、研究を重ねてきております。 過去のリーダーシップ論の多くが、英雄豪傑の資質を説く人物論であり、近年に至って、ユダヤ系オーストリア人ピーター・F・ドラッカーが、「リーダーシップは、人間の資質ではなく、…

先鞭を付ける

一軍の先頭にあって「鞭(むち)」を振って向かうべき方向を示す。 これぞ、一軍の將のあるべき姿。 將足らん者は、率いる部下が進むべき道を示す。 英語では、これをオリエンテーションという。 方向を示すとは、目標を設定するに、他ならない。 発想、着眼…

親分 (リーダー)

親分(おやぶん) 1 侠客 (きょうかく) ・ばくち打ちなどの仲間で、頭 (かしら) として頂く人。「親分子分の杯を交わす」⇔子分。2 仮に親と決めて、頼りにする人。 仮親。⇔子分。 ―「伯母婿ながらそなたの―」〈浄・宵庚申〉 親分肌 親分のように頼り甲斐が…

リーダーシップ外談

今回の「オリンピック委員長後任」の候補者選びにおいても、そうですが、「あの人には、リーダーシップがある」といった評価が、いくつも聞かれます。 日本人、特に知識人、文化人と呼ばれる人たちの間で、リーダーシップを「ある、なし」の問題として受け取…

行動科学 (リーダーシップ私論)

行動科学(こうどうかがく、英語: behavioural science)は、人間の行動を科学的に研究し、その法則性を解明しようとする学問。 心理学、社会学、人類学、精神医学などがこれに含まれる[1]。 包含する学問分野は社会科学と重なる部分が大きいが、社会科学が…

忠誠心

ご承知の「葉隠れ」は、鍋島藩(現佐賀県?)の殿様に仕えた藩士の書いた書物で、江戸時代(徳川幕府)は、他藩の藩士には憚らせるようにしていた、と言われています。 しかし、先の日中戦争、太平洋戦争に当たっては、軍部の主導で「葉隠れ」再び取り上げら…

起業(きぎょう) (リーダーシップ)

起業とは、「業」を「起こす」ことです。 日本語では、英語のリードを、そのまま借りて、リードを「指揮、統率」の意味に使っていますが、リードには、本来、「先鞭を付ける」という意味もあります。 この意味でも、リードをそのまま借りて、「起業」を語る…

統率(とうそつ) (リーダーシップ)

統率とは、他の人(々)を率いることですが、自動的に、「何」の為に、「誰」の為に、など、統率という行為の目的を連想してしまいます。 この直感的連想は、尤もなことで、統率行為は、手段に関わるからです。 手段に関わるとすれば、そのことの上手下手が…

リーダーの品格Ⅱ

リーダーの品格は、目標の「設定」にも、「達成」にも、その両方に関わる問題です。 「正しい」目標、「正しい」手段の両方に、関わる重大なリーダーシップ上の課題だという事です。 上述した理由こそ、P・F ドラッカー以前のリーダーシップ論が、「偉人論」…

一生懸命 (フオローアー)

昔から、一生懸命に働くこと、努力することは、「美徳」とされている。 これらの言葉から連想される言葉として、「ひたすら」、とか「頑張る」があるが、どちらの言葉も、潔く(いさぎよく)て、美しい感じがする。 ところが、これ等の言葉には、落とし穴が…

リーダー行動の基本形

最初にお断りしますが、「形」があれば、当然「心」が対応します。 この行動の形を「仏の心」で執ることもできれば、「悪魔の心」で執ることもできます。 さらに、言い換えると、民主的に執ることも、独裁的にとることもできるのです。 私が説明するのは、言…

西欧式リーダーシップ論への挑戦

近代経営学の父と呼ばれるオーストラリア人、Peter・F・ドラッカーは、次のようなリーダーシップの定義を唱えています。 ドラッカーが挙げる3つの定義 数あるリーダーシップの定義の中で有名なのは、オーストリアの経営学者、ピーター・ドラッカーによるもの…

リーダーの心

日本語には、英語のTask、およびDuty、Work、などの細かい区別がありません。 仕事、職責、と大まかに言っています。 「これは、私の責任ですから~」といった場合、英語のTaskのように課業だけを言うのではなくて、「責任」という重石が加えられています。 …

リーダー論 (リーダーシップ)

先に、私は、いわゆる一般に説かれる「リーダーシップ論」が、ややもすると「偉人論」に傾き易いと述べました。 「傾く」どころか、従来からリーダーシップ論は偉人論、そのものであるのが普通でした。 そうした偉人伝の古典ともいうべき作品で代表的なもの…

目的と手段Ⅲ (リーダーシップ)

下記の「合理主義」と「功利主義」の二つの用語は、その意味が、極めて紛らわしい。 誤解されて、しばしば、同一の意味に使われることがある。 例えば、「目標達成の為には、手段を択ばない」という場合、有効な手段なら、不道徳な手段や卑劣な手段のどれを…

目的と手段Ⅱ (リーダーシップ)

私は、貧弱な体躯をしています。 とても、体育系の趣味、娯楽には、向かない身体だと思います。 それでも、テレビの相撲や野球などスポーツ系の番組は見ます。 そして、結構、楽しんでいます。 老人だから体育には向かない、という訳では無く、若い頃も体躯…

日本的リーダーシップの在り方

リーダーシップのエッセンスは、目標の設定と達成の二つの要素であると、繰り返し述べてきました。 そして、目標の「設定」は、リーダーの着眼、発想の如何に依り、「達成」は、統率技法の如何によるとも述べてきました。 しかし、これら二つの要素の大前提…

リーダーシップの技法Ⅳ

今まで、繰返し述べてきたように、リーダーシップには要素が3つあります。 目標設定、目標達成、そして、リーダーその人です。 リーダーであることは、リーダーとしての役目、役柄を担うことですが、リーダーの役目は課題を選定し、設定して、その課題の達…

目標設定のための着眼

着眼は、当人の意識をどこに定める(置く)かの問題である。 暗中で提灯も与えられず、全くの手さぐり状態で、己(おのれ)の行方を定めるには、(桁)外れの勇気、確信が求められる。 まして、己れ独りでなく、多くの人を率いている場合は、なおさらである…

適材適所Ⅱ

適材適所とは、「適当な人間を、適当な場所へ配置する」と受け取りがちだが、実は違う。 そうでないことは、現内閣で証明されている。 この言葉が好きな現XX大臣は、不適格な人を、無理に大臣職に就けた結果、「任命責任は、私が執ります」と何回も言わなけ…

リーダー後継者育成

惜別の歌より♪別れといえば 昔より♪この世の 常なるを死出の旅へ ととのえよ♪流るる水を ながむれば~♪ この歌は島崎藤村が作詞した「惜別の歌」の一部を取出したものですが、歌の詞から、ハッキリと藤村が「方丈記」を読んでいる事が判ります。 そういえば…

目標の設定と達成の不可分性

リーダーシップにおいて、二つの基本要素があると繰り返し述べてきた。 目標の設定と目標の達成である。 この両者は、分かち難く結びついている。 いや、一つの物を、二つの局面から見ていると言っても良い。 つまり、結果と過程である。 縁起が悪い例かも知…

リーダーシップと着眼(発想)

繰り返し述べるが、リーダ―シップの基本要素は、①目標設定と②目標達成である。 だが、一般に、目標設定の局面は、リーダーの発想力、つまり「個人的能力」という当人の自尊心(尊厳)にかかわるセンシテイブな事柄なので、避けられることの多い話題である。 …

リーダーシップとガイドライン

近頃、新型コロナヴィ―ルス(Covid-19)感染拡大、蔓延防止の為のガイドライン設置が、求められている。 ガイドラインとは、何処かへ行くために導くための手引きだ。 先にリーダーシップは、①目標設定、②目標達成、の二つの要素から成り立っていると述べた。…

リーダーシップとコロナのストレス

新型コロナヴィ―ルスは、生活の色々な面で、爪痕を残している。 報道によれば、コロナが人間にもたらした最大のストレスは、①我慢、②不安、だそうだ。 つまり、外出自粛と感染の不安だ。 ところが、段々に、こうしたストレスは、取り除かれつつあるようだ。 …