鉄道大臣

夢寐のたわごと

教える

おし・える をしへる [0] 【教える】
1  知識や技芸を伝えて、身につけさせる。教授する。える」
2  相手のために自分の知っていることを告げる。
3  生き方・善悪などについて、わからせる。
④  そそのかす。

三省堂 大辞林

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「教えるの語源は愛しむ。」   学ぶの語源は真似ぶ(る)。     
吉田松陰


教えるは愛しむ。 どんどん真似て、どんどん愛することが出来る。 
 (そのような) 大人になっていきたいですね。 たしかに、 どんなにどぎついことを言われたとしても、その人が本当に自分のことを思って言ってくれていれば、比較的素直に腹落ちしやすいのではないでしょうか?
愛があるから厳しいことが言えるのかも知れませんね^^
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死に臨む(吉田)松陰の心境は、生前に髙杉晋作に送った手紙の文面から推測できる。

 死は好むべきに非ず(あら)ず、
 亦(また)悪(にく)むべきにも非ず、
 道尽(つ)き心安(やすん)ずる、
 便(すなわ)ち、是(こ)れ死所(しにどころ)
 (死は求めるべきものでもなく、避けるものでもない。人として道を成し遂げたら気持ちが落ち着く。これが死というものだ)

(八重の桜)

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学ぶとは、「真似る(まねる)」に由来することは周知ですが、教えるが「愛(いと)をしむ」に由来することは吉田松陰の上述の言葉で判ります。

現役の頃、私は企業内教育訓練の仕事に携わっていました。 その頃の私の考え方を振り返って,反省するところがいくつもあります。 その第一は、「教える」者は、上から目線から、無意識のうちに、教わる者を見下していました。 相手が知らないから、「教えてやっている」という傲岸さが、心の底に潜んでいたのです。 

事実、その当時、企業内教育訓練では、「相手が知らないのは,あなたが教えないからだ」という傲慢な考え方と姿勢が、教育訓練担当者の常識とされていたのです。 昭和時代の終りまで、(前世紀の)幕末の国士(吉田松陰)の精神にすら及ばない考え方が残っていたのです。 ひょっとしたら、現代でもなお、この間違った考え方が、教育者の間に残っているかも知れません。 

それが、最近、良く聞く教育者達の暴力(生徒虐待)に結びついているのです。 教育者(そして、お上の役人)は偉くはないのです。 教える者も,教えられる者も仲間同士です。 全ての人間は、年功者も、若者も、教師も、生徒も、役人も、庶民も、全ては平等です。