鉄道大臣

夢寐のたわごと

浅慮遠謀

前向上
「絶対にそうか」、と念を押されると少々ビビるが、小生の浅見によれば、生まれたての赤ん坊の頭の中は真っ新で、何も入っちゃいない。 つまり、何も知らない状態で生れてくるから、人が「知っている」と言うことは、全て見様見真似で後から教わったことで、自分の力で考え出したことなどありはしない。 もっとも、「物の弾み」と言うことがあるだろうから、運のいい奴は、他人から教わったのではなくて、神様から偶然に教えて貰ったこともあるかもしれない。 要は、「神慮」はあるにしても、「深慮」などありはしない、と言うことだ。


本論
NHKのある番組で、夜間尿は、足のふくらはぎに昼間に溜まった水分が、夜になると出てくる水だ、と報告していた。 従って、その治療法は3つ、まず、昼間、足に「弾性(着圧)スットキング」を巻いて、水が溜まるのを防ぐ、次に、昼間、足を少々持ち上げて寝てしまわずに、15分間ほど横になる、最後に、晩酌の「つまみ(一般に塩辛い)」を控える。 

江戸時代に、「茶運び人形」なるカラクリ人形が作られた。 巧妙なカラクリで、現代のようなITやAIの助けをかりることなく、電気じゃなく、手の力だけで動く。 その仕組みは、分解して調べてみた訳じゃないので、詳しくは述べられないが、歯車で力を次々と伝えて行き、最後に「お茶。どうぞ。」と言う仕組みになる。 観念的には、仕組みが判るような気がする。 

① 「ふくらはぎ」に水が溜まる。 ② 弾性ストッキングで、締め付ける。 ③ 塩分を控える。 えぇ、それから?夜間尿が減る。 水洗の水を使わない。 水道料金が節約できる。 ははん、なるほど! この伝で、他の事もできるな? (ここで、断わって置く。 以上の元々の出所は、NHKの番組である。 

私の知恵じゃない。 ちなみに、私は、ある老人ホームに住んでいる。) そこで、他の仲間も、この伝でやれば、80数人以上の入居者も、夜中にそう度々起きる必要がなくなるじゃないか!  水道料金節約どころじゃない。 いわゆる、社会的(そして、経済的)効果もあるわけだ。 (ここで、今一度念を押す。 副次的効果は、無数に派生する可能性を持っている。 

NHKさん、貴女(貴方)には、「版権」などと言うケチなものを請求する権利はないよ。 あの有名な大大先輩アルキメデスさんさえ、「梃子使用料」は請求していないよ。 

人間の社会では、「人間関係」が大切だと言われる。 本当か? 「人間「無」関係」と言うのもあり得る。 つまり、ノー社会だ。 しかし、社会を形成するには人間相互の「関係」が必要になる。 相互に「関係できる事(能力と意欲がある事)」が、大前提なのである。

「孤独」と言うことを言う。 老人は、「孤独化」し易いとも言う。  これを言い換えると、老人にとっては社会形成が、困難だと言うことになる。 さらに、手っ取り早く言い換えると、老人には仲間が出来難いということにでもなるのだろうが、と言うことは、老人社会形成には、誰か(おそらく、若者の)の手助けが必要なのである。 

孤独化し易い老人は、独りでは、いつも、永遠に「独り」なのである。 そう、何時までも「独り」なのである。 しかも、仲間は次々と減って行く。 最後には、無(亡)くなる。