鉄道大臣

夢寐のたわごと

有難迷惑

この施設に、私を含めて、自立者らしい人物が、数人いる。 私は、彼等の誰とも「反り」が合わない。 ともあれ、彼らが同じ様に感じているか、どうかは判らないが、「有難迷惑」だ、と感じることが数多くある。 元々、死んだ家内が配慮してくれ、今は子供たちが喜んでいるので、「有難迷惑」だと感じるのは、私の「わがまま」の所為かもしれないが、迷惑である事には変わりはない。

金を払って「介護」を購ったのだから、介護を押し付けてくるのには、それなりの理由があるのだが、私は、その多くを「お節介」だ、と受け止めている。 例えば、足(脚部分)が乾燥しているという理由で、毎日、ワセリンを私の右足へ職員が代わる代わる塗りに来るが、ワセリンはベト付くので、塗った直後暫らくは、気持が悪い。 これを毎日、頼みもしないのに、塗りに来る。 足の乾燥などは、実害をあまり感じないので、放っておいて貰いたい。

有料介護は、始末に負えない。 無理矢理に「介護」、つまり「お節介」をされるのである。 今一つ、気にいらないのは、「見回り」と言うサービスである。 早く言えば、これは「peeping Tom」、すなわち「デバカメ」である。  

真夜中、就寝中に、(人知れず)こっそり部屋のドア―を開けて、懐中電灯で室内、及び私の寝姿を照らして観察し、黙って去っていくなど、気持の悪いこと限りない。 日中の見回りだと、薄くドアーを開け、部屋を覗いていくが、偶然、目と目が合うと、覗いている職員の方でも「バツ」が悪いと感じるのか、「見回りです」と言い訳を残して、去っていく。 悪いことなら、しない方が良い。 それどころか、入浴に際しても、うら若い女性が、素っ裸の男性(つまり、私)を見守っているなど、話にならない。 迷惑だ! お節介だ! うら老いた男性の「恥じらい」を知りなさい。 

この度のコロナ騒ぎの於いて良く判ったことだが、役人は、「専門家のご意見」を参考に(従って)物事を処理しているようだが、施設にも、ナースという素人の専門家がいる。 ナースは、便利なようで、五月蠅い存在である。  先に挙げたワセリン擦り付けサービスにしてが、そうである。 ベト付くなんて、お家の事情に関わりなく、乾燥肌はいけない、と称して、構ってくれる。 こちらの言い分は、「お金を払うから、放っておいて下さい」である。

それでも、「お金を徴収している手前、サービスさせてください」、とは、阿呆な話。 親孝行な息子、娘、ご家族、の皆さん。 自分達の大切な親御さんたちが、このような残虐非道ないたぶりに会わされているのを、お忘れなく。