鉄道大臣

夢寐のたわごと

太々しい(ふてぶてしい)

太々しい(ふてぶてしい)
ふてぶて し・い [5] 【太 ▽  太 ▽ しい】
平然と図太く構えている。憎らしいほど,ずうずうしい。 「 - ・い男」三省堂 大辞林 第三版

この言葉の反対語を探したら、①しおらしい、と②つつましい、の二っが出てきた。  この二っのどちらも、女性に関わる言葉である。 すれば、「ふてぶてしい」は、男性に関わる言葉と言うことになる。

その様な男性が居たが、亡くなった。 自らの手で亡くなった。 可哀そうな話であった。 「森友学園」問題で、事実とは異なる記録を残す(いや、作る)ように強いられた男性である。 この人は、女性的だったのだろうか? そうかもしれない。 しかし、女性的である以上に、この人は正義漢であった。 嘘が付けなかったのである。 では、女性は、嘘をつかないか?  いや、昔から、女性には、嘘が多いとも言われる。 本当か? 

本当なのは、男性に、太々しい男が多いことである。 太々しい男は、生き残り易い。 「責任を取る」と言うだけで、切腹はしない。 このような男を、昔から、「男らしくない」と言った。 男らしくない正義漢はいない。 正義漢は、潔(いさぎよい)いともいった。 そのような、潔い「桜の花」のような男は、先の戦争(戊辰の役や日清・日露戦争ではない)で死に絶えたのか? いや、「桜を見る会」は、最近まで残っていた。

人の世は、奇々怪々である。 嘘も、百回言えば、本当らしく聞こえる。 いや、百回聞かされると、嘘を信じるようになる。 太々しい男は、そのことを心得ているらしい。 この男が、「しおらし」かったり、「つつまし」かったりする様子は、みたことがない。 男の中の男なのだ。 男らしくあるためには、戦後は、嘘つきであらねばならない。 戦争中に、男らしく死んでいった日本男児や現代のしおらしい男子に寄り添い、心からの哀悼の意を表すとともに、私も死にたい。