鉄道大臣

夢寐のたわごと

日本女性

「日本女性は、美しい」、というコメントを良く仲間から聞かされました。 ちなみに、私は、僅か1年ぐらいのことで、応召を免れた昔の少年です。 その頃、少年航空兵とか、少年兵ということが言われ、これに応じないのは、非国民だと、世間からなじられそうな世相でした。 でも、私は小さかったのです。 だから、応召できませんでした(出来ても、しませんでしたがね。 やっぱり死ぬのは、怖かったのです)。

学生アルバイトを始めたころ、この国の街角いたるところに、アメリカの占領軍の兵隊さん(GI=ガバメント イッシュ)がうじゃうじゃといました。 彼奴ら、気がいいですね。 直ぐ友達になっちゃうんです。 デッカイ大男たちが、日本の女の子は「綺麗」だ、と言っています。 私は、もちろん、我が耳を疑いました。 なんや、ブスばっかりじゃん(この頃は、故郷の言葉とこの土地の言葉を、混ぜ合わせて使ってました)。

この度、老人性肺炎を患い、一週間余り、病院に為すこともなく幽閉されておりました。 若い看護婦がちょろちょろしています。

そこで、昔を思い出し、何で彼女たちが、綺麗なのかを考えました。 私は、アメリカ映画をよく見ます。 アメリカ映画には、世界でも選りすぐりの逸品女優、例えば、ラナ・ターナー、グレアガースン、オリビア・デ・ハビラント、マリリン・モンロー、など、どれもこれも逸品ですな。 なんで、こんな逸品を差し置いて日本女性が奇麗なのだ!?

そこで、「ハタ」と気付きました。 私の過去は、アメリカのGI、会社の友人(アメリカの石油会社)など、巨大な人々に囲まれての生活でした。 そうだ! 日本女性は、小さいのだ。 しかも、何事にも「控え目」な所作。 まるで、小さな猫、子犬、人間の子供の様に、愛らしい。 さては、でかい奴ら、日本女性を結婚の対象とは、見ておらんな! 要するに、「愛らしい」のだ。 愛らしいと言えば、私の死んだ女房だってそうだった(一寸、お惚気、ご免ね!)。  病院に狭い一室で、徒然なる数日を過ごす間の感懐です。