鉄道大臣

夢寐のたわごと

立場(たちば)

立場(たちば)

1 人の立つ場所。 立っている所。

2 その人の置かれている地位や境遇。 また、面目。

3 その状況から生じる考え方。 観点。 立脚点。

ウイキペディア

立場は、「たてば」とは読まない。 立て場(たてば)と読むと別の意味になる。 上記の定義の意味が、ここで示そう(使おう)とする意味である。 

立場は、人によって異なる。 厳密には、良くパソコンが反応するように「その意味では、すでに使われています」と、新たな意味の付加を許さない。各人の立場は、その人に特有のものであり、他人の介入・容喙を許さない。 立場は、正に、人権が及ぶ範囲であり、その人の立脚「点」から見渡すことのできる範囲内を言う。  

人は、360度、四方八方を見渡すことができるが、その人の立脚点は、点であり、他人が立つことのできない禁断区である。 他方、「見方を変えて~」など、と話しを続けることがあるが、「見方を変える」ことは、本来、誰にとっても無理な相談なのである。 

以上の理屈を押し広げるなら、よく「~寄り添って」などというが、最近(即)の位置まで顔や体を寄せても、自分の立場を相手の立場へ完全に映す(移す)ことができない限り、自分の視点は、相手の視点と同じにはならない。 あくまで、自分は自分、相手も、相手は相手、の視点になる。 

 

人間は、自分の立場(人権)に固執する限り寂しい存在である。

人間関係などというが、本来、人間には、関係性が無いのである。

人間に備わるのは、自立性であり、孤独である。 

だからこそ、人間は、仲間を求め、社会を求めるのだと思う。

 

以上のような意味で、人間には「曖昧さ」」が必要であり、機械的な(デジタル的な)厳密さは、避けた方が良い。 機械的な厳密さは、(「敢えて」立場に代えて、在り様と言い換えるなら)、人間の在り様を損なう。

以上は、強烈に「自立性」を求め、極端に「自律性」を主張する西欧世界の人たちと、長年、生活を共にしてきた、現在は「情念の世界」に生活する老人の繰り言である。

独生独死独去独来