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行動科学 (リーダーシップ私論)

行動科学(こうどうかがく、英語: behavioural science)は、人間行動科学的に研究し、その法則性を解明しようとする学問。 心理学社会学人類学精神医学などがこれに含まれる[1]。 包含する学問分野は社会科学と重なる部分が大きいが、社会科学が社会システムの構造レベルの分析が中心であるのに対し、行動科学では社会内の個体間コミュニケーション意思決定カニズムなどに焦点を当てる(例:心理学、社会神経科学)。

出典:ウィキペディアWikipedia

リーダーシップを、行動科学の側面から捉えようとするアプローチがあります。 アメリカのポール・ハーシイ博士が唱えた「状況対応リーダーシップ」が、それです。 ところで、彼が主張するように、リーダーシップを「行動」と捉えることは、リーダーシップを「アクション」として認識していることです。 

近年リーダーシップについての考え方は、先天的な才能や資質ではなく後天的に身に付けられるもの、もしくは発揮できるというものが主流となっています。

つまり、どのようなタイプの人でもリーダーシップを発揮できる可能性はあるのです。

カオナビ 人事用語集

日本でも、信奉者の多い、多いというよりも、信奉者ばっかりのP.F. ドラッカーなどは、リーダーシップは「仕事」である、と言っています。 

私は、リーダーシップが「行動」や「仕事」であると認識することは、同時にリーダーシップを、働き、技能、手段と認識するのと変わらない、と思います。  

私の考えでは、リーダーシップは、三種の要素を含んでいます。 第一の要素は目標(課題)の設定、第二の要素は設定された目標の達成、第三の要素は設定された目標(課題)達成についてリーダーが抱く価値観です。 要約すれば、①設定、②達成、③価値観、がその三種類の要素です。 

私見ですが、目標(課題)設定に必要なリーダーの資質は、発想、着眼の在り方であり、達成に必要なリーダーの能力・意欲は、その目標(課題)についての動機と技能です。 それに対して、価値観は、リーダーが抱く人生哲学、道義観と道義観だと言えます。 

リーダーシップという言葉は、英語に由来しています。 英語では、シップという「接尾語」は、下記の定義にあるような意味を持っているので、「ーシップ」は、リーダーであることを、資格・役職・性質・地位、などとして抽象的に示す表現だ、と言えます。 

―ship  は、フォームの始まり

形容詞につけて抽象名詞をつくる〕

1「状態・性質」

2「資格・地位・役職」

3「能力・技能」

4「関係」

5「集団・層」

6「性質・状態を具体化したもの」

7「…の地位・資格をもった人」

Goo辞書

従って、リーダーシップは、「アクティブ」な行動の側面ばかりでなく、リーダーの「クオリティ(資質)」の側面に係る要素を含めた言葉であることが分かります。  

以上、私は、従来のリーダーシップ「人物論」、「英雄論」を是認する反面、最近のリーダーシップ「仕事論」、「技術論」にも賛成します。 「どっち付かず」の非難も、甘んじて受けます。

(Center For Leadership Studies、Japan )