鉄道大臣

夢寐のたわごと

教養と文化

「若き84歳の老爺」の「女が理事会に入ると話が長くなる、云々」の感想を漏らした失言の恥を二回も上塗りして、その恥ずかしい状況から、この男を「抜き」も、「指し」もならぬ状況へ追い込んだ、取り巻きの恥知らずがいる。 

七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき

84歳ともなれば、「実」が無いことは、誰もがよく知るところである。 しかし、花を残している男もいる。 90歳を越えた我には、花の見込みはなくとも、84歳なら繚乱と咲く筈だった花の可能性があった筈だと気の毒に感じ、同情している。 その可能性を周囲が押し潰した。 日本の周囲も、そして、文化的背景も知らずに雷同した世界中の知識人たちは、無責任の謗りを免れない。

若き日の太田道灌が、突然の雨に、蓑を借りるべくある小屋に入ったところ、若い女が何も言わず山吹の花一枝を差し出したので、道灌は怒って帰宅した。  後に山吹には「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき」の遇意が託されていたのだと教えられ無学を恥じたという有名な話が『常山紀談』に載る。」ウイきぺディア

平安朝に始まる日本の武士(男)の伝統には、「深い教養」も込められている。 武士は教養人であった。 彼等は、平和の印の教養を身に着けるべく励んだ。 「勝敗を競うばかりが武士ではない、武士は、譲って勝った」。 故事、青葉の笛、に見られる「涙を呑んで、若き公達、平敦盛の首を取って、後に出家した熊谷直実」のような武士は、殺戮、強姦を欲しいままにしたコンキスタドールではない」、武士は、女を含めて弱い者を助ける義侠心を持っていた。 

文化は、その国々、種族、民族によって、様々な要素を持って築かれている。 日本の場合もそうである。 日本文化の基本を為すのは、約1000年(もっと、スペシフィックには、約800年)続いて今日に至る武家(男)の文化である。 日本男児武家)の文化的伝統は、約800年の武家の歴史を通して、培われ、今日に至っている。 その武家(男)の歴史をめぐって、女の文化も流れてきた。 「女無くして、なんで、この世かな」。 女は、不可欠な文化的要素である。 

武家文化は表立ってきたが、裏でそれを支えたのは、女流文化であった。 両々、相い親しんで、日本文化が育ってきた。 日本の男は、女を侮蔑しない。 この事実を裏付ける故事、諺には、事欠かない。 表で、侮蔑しているように見せ掛けても、女は、裏で奉られている。 これが武家の文化である。 女性差別は、世界の伝説に過ぎない。 日本の文化の伝統には、身分差別やドメスチック・ヴァイオレンスは在っても、女性差別は無い。 

たて‐まえ〔‐まへ〕【建前】

家屋建築で、基礎の上柱・梁(はり)・棟など主な骨組み組み立てること。また、その時に行う祝い。 棟上げ。 上棟(じょうとう)式。

たて‐まえ〔‐まへ〕【立前/建前】

 原則として立てている方針。 表向き考え

 行商人大道商人商品を売るときの口上。 売り声

デジタル大辞泉

男は、建前をとる。 表の手柄は、男のものである。 だが、山之内一豊の場合のように、「内助の功」が、その陰にある。 月々の給与は、男が貰って、女が管理する。 貯金帳も、女房が抑える。  

しかし、世間体がある。 「金」は、自分が握っている、という振りをしないと、男は、世間に顔向けができない。 たとえ、女房が喚こうとも、せめて貯金通帳ぐらいは、持たせろ!と男は喚く。 夫婦喧嘩である。 暴力はイケナイが、ドメスチック・ヴァイオレンスの悲劇も起こり得る。 男は、生理的に強い。

体裁(ていさい)

1 外から見た感じ・ようす。 外見。 外観。

 世間の人の目にうつる自分のかっこう。 世間体。 みえ。

 それらしい形式。

 相手を喜ばせるような振る舞いや口先だけの言葉。

Goo辞書

男の生理的優位、世間的建前、男の見栄、伝統的文化的承認、などの条件が重なると、日本の伝統に疎い外国人共は、日本に女性差別の気風があると、誤解する。 その誤解に油を注ぐ、裏切り者の内部告発者である日本の、いわゆる似非知識人、も多い。