鉄道大臣

夢寐のたわごと

繰り言75 (報告)

ルポルタージュ、新聞・雑誌記事、小説、卒塔婆、報告、史実、記録、口伝え、風聞、噂、伝聞(ヒアセイ)、石碑、嘘(虚言)、etc. は、全て、人の手なり、頭なり、耳なり、を「介して」伝えるものである。 常に、これらは「人」、つまり「他人(人間)」を一度経由して、伝えられている。

他人と言えども、現存、古生の別なく「人間」である。 人間である限り「自分」というものを持っている。 その自分が、空気のような触ることもできず、見ることもできず、匂うことも無い、「無存在」であることは、ありえない。 人間は、全て、意図の有無にかかわらず、自分の存在を主張しようとする。 

脚色、粉飾、潤色、お色直し、化粧、手直し、訂正、修飾、改善、改造、粉飾、捏造、改竄、云々、どのような形であろうとも、「人間」は、このような形を通して「自分」を表現して、主張する。 幽霊、亡霊でない限り、人間は、自分(の影)を消すことはない。

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脚色(きゃくしょく)

[名](スル)《芝居仕組み筋書の意から》

 小説事件などを舞台映画放送上演できるように脚本にすること。「自伝を脚色したテレビドラマ

 事実おもしろ伝えるために粉飾加えること。 「話に多少脚色した部分もある」

出典:デジタル大辞泉

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粉飾(ふんしょく)とは、特に物事の表面・上辺を飾り立てたり、とりつくろう事である。

女性などが化粧を行う際、頬紅口紅)や白粉(おしろい)と言った粉状の化粧品を用いる事から、転じて、物事の見掛けを実際よりも優良に欺瞞する行為を粉飾と表現するようになったもの。

業績悪化や赤字などの、企業・組織やその経営陣にとって都合の悪い情報を外部の目から覆い隠すため、データを改竄(かいざん)したりして、見かけ上問題ないように装う(ドレッシングする)ことを表す経営会計用語。 企業会計を粉飾する粉飾決算がその代表例である。

出典:ウイキペデイア

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以上を言い換えると、誰でも表現する場合、写真を撮ったまま見せる場合は別として、自分の意見、考え、思想、など、自分の「頭の中」で一度消化して、自分なりに「理解した」ものを、面白く、可笑しく、興味深く、伝えるということだが、これを更に言い換えると、人間が産み出すものは、いずれにしても「作」品である。 

人は、写真を撮ったまま見せる場合は別として、「作品」以外の物を、他人に伝えることが出来ない「宿命」に置かれている。 作品であるからには、「作り事」を交えるのは、当然の事である。 その意味で、「嘘」もまた人間の自然の産物なので、意図的な嘘でない限り、あながち悪いと責めることは出来ない。 嘘を言わない政治家や事業家などは、ありえない。 悪いのは、彼らが持つ「別の」意図である。

「嘘」も、悪意に基づくものでなければ、許される。 全くの嘘を、まことしやかに言えば、「嘘つき」の汚名を被せられもしようが、その意味で、人間は、誰もが本来「嘘つき」を含めて、「~つき」なのである。 人間は、「~つく」ように作られている。 極論すれば、「~付く」からこそ、人間なのである。